加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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【思考回路】つぶやき:20220616

●買い方としては31,400の窓を埋めたいところ
だろう。
●株式市場にとって特段好材料とも思えない
パウエル発言に飛びついたのには呆れる。
●無理をしたら「咎め」が再びやって来る。
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>2022年06月15日の海外市場動向
【NY外為市場概況】
●ドル・円
 ・134円97銭へ上昇後133円80銭まで下落。
 ☆ドル買い要因
  ▽FRB:FOMC
   ・政策金利(FF金利誘導目標)【引上げ】
    +0.75%⇒1.50-1.75%へ
   ・声明…インフレ抑制へ断固とした姿勢
    ・インフレは需給バランスで上昇
    ・広範な圧力。
    ・インフレを2%に戻すことを強く公約。
    ・追加利上げが適切。
   ⇒金利先高観…ドル買い一時加速。
 ★ドル売り要因
  ▼パウエル議長:会見
   ・0.75%の利上げは通常ではない。
   ・次回会合は0.5%または0.75%の利上げに
   とどまる可能性を示唆。
   ⇒金利が低下でドル売り強まる。
●ユーロ・ドル
 ・1.0359ドルまで下落後1.0454ドルへ反発。
 ★ユーロ売り要因
  ▼ECB
   ・金融引き締めによる新たな債務危機回避の
   ための新たな手段を創設する計画発表。
  ⇒警戒感燻りユーロ売り優勢に。
●ユーロ・円
 ・140円80銭から139円58銭まで下落。
◎ポンド・ドル
 ・1.2029ドルへ下落後1.21631ドルまで上昇。
●ドル・スイス
 ・1.0050へ上昇後0.9958フランまで下落。
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【金融政策:米国】:FOMC
 ・政策金利(フェデラルファンドFF金利誘導目標)
  +0.75%⇒1.50-1.75%に決定
 「インフレは需給バランスで上昇…広範な圧力」
 「追加利上げが適切と見る」
 「B/Sの縮小は計画通り」
 「インフレを2%に戻すことを強く公約」
 「22年末3.4%・23年末3.8%・24年末3.4%予想」
[経済指標:米国]  
○6月NAHB住宅市場指数
 発表:67=予想(5月:69)
○4月企業在庫
 前月比:+1.2%=予想
 3月:+2.4%↑+2.0%
●5月小売売上高
 前月比:▲0.3%<予想:+0.1%
 4月:+0.7%↓+0.9%
●6月NY連銀製造業景気指数
 発表:▲1.2<予想:2.5(4月:▲11.6)
○5月輸入物価指数
 前月比:+0.6%<予想:+1.1%
 4月:+0.4%↑0.0%
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【NY株式市場概況】15日(NY時間15:49)
>引け前
◎ダウ平均:30729.26
(+364.43 +1.20%)
◎ナスダック:11130.63
(+302.28 +2.79%)
◎CME日経平均先物:26625
(大証終比:+345 +1.30%)
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◎終盤…NY株式市場:買戻し強まる。
 ▽ダウ平均…一時+647ドルまで上昇。


 ★売り要因
  <FOMC>:0.75%の大幅利上げ決定。
   ・メンバー金利見通し(ドット・プロット)
    ・年末時点中央値=3.375%(3.25~3.50%)
    ・従来=2.25~2.50%(見込)
   ∵先週の米消費者物価指数(CPI)の強い内容
   を受けて大幅に上方修正。
   ・今回の利上げサイクルの見通しをかなり
   具体的に示して来た印象。
   ・タカ派急先鋒のブラード・セントルイス
   連銀総裁の主張を受け入れた感じも。
   ※ドット・プロット中央値
    ・2023年=3.625%(3.50~3.745%)
    ・2024年=3.375%(3.25~3.50%)
   ▼年内に急速に金利【引上げ】
   ▼来年は0.25%のk利上げを1回実施。
   →利上げサイクルの最終地点(ターミナル・
   レート)に到達。
   ▽2024年には「利下げ」想定?


 ☆買い要因
  <パウエルFRB議長>:会見
   ・0.75%の利上げが普通になるとは想定せず。
  ※買いを強めるような発言でもないが…
  これまでの売りも「一旦そろそろ」といった
  雰囲気抬頭か?
  市場…これ以上の売りに躊躇した可能性も。

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