●「買い方」はFRBへの引締め緩和期待にすがる。
●今日の陰線はチャート的にも悪い。
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＞2022年06月28日の海外市場動向
【NY外為市場概況】
◎ドル円…強含み。
　・4時時点では136.31円。
　　・ダウ平均…▲470ドル超へ下げ幅を拡大。
　　→ドル円への影響限定的。
　　☆高止まりする米・中長期金利
　　→依然として日米金利差意識。
●ユーロドル…小安い。
　・4時時点では1.0522ドル。
　　★ドル円上昇で上値重く動意薄。
○ユーロ円…下げ渋る。
　・4時時点では143.42円。
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【NY株式市場概況】：28日（NY時間15:37）
●ダウ平均：30980.16
（▲458.10　▲1.46%）
●ナスダック：11212.17
（▲312.38　▲2.71%）
●CME日経平均先物：26865
（大証終比：▲205　▲0.77%）
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●ＮＹ時間終盤…ダウ平均下げ幅拡大。
　★根強いインフレや景気後退懸念。
　　▼IT・ハイテク株中心に戻売り強まる。

　＞序盤
　　・中国政府…海外からの入国者に対して義務づけ
　　ている隔離期間の短縮など感染対策の規制緩和。
　　→世界のサプライチェーンに与える懸念後退。
　　⇒ダウ平均は一時＋400ドル超（上昇）

　＞市場
　　●来年のリセッション：景気後退への警戒感↑
　　○FRBの利上げ観測↓
　　∴株式市場のリバウンド相場へ。
　　▼継続するかはまだ懐疑的な見方が多い。
　　※下期のシナリオに強気になるには…
　　　（１）インフレがピークに到達
　　　（２）データの安定を確認
　　　・来月前半から発表になる第２四半期決算が
　　　重要なバロメーターに。

　＜６月調査：米消費者信頼感指数＞
　　●98.7
　　　・5月103.2から予想以上に低下。
　　　・昨年2月以来の低水準。
　　→インフレで米消費者のセンチメント↓
　　　・賃金上昇率＜数十年に１度の高インフレ
　　　　→家計のセンチメントは依然弱い。
　　＜FRB＞
　　　・物価上昇抑制へ積極的利上げ。
　　　→借入コストの上昇
　　　→住宅・自動車・家電製品などの高額商品
　　　　の購入に影響。
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