●日経平均は本日（8月5日）陽線なら
　一段高も。
●NYダウは再び「わからない」。
●市場の焦点が「景気後退」へ移ったと
　言われているがまだまだ「インフレ」
　も終わっていない。
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
＞2022年08月04日の海外市場動向
【NY外為市場概況】
●ドル・円
　・133円85銭から132円95銭まで下落。
　★地政学リスク回避円買い
　　・ペロシ米下院議長の台湾訪問
　　・中国軍…台湾を包囲
　　　・軍事演習で試射したミサイル
　　　　→台湾上空通過の可能性高い。
　★景気後退リスク上昇
　　・米先週分新規失業保険申請件数
　　　・前回から増加。
　　　・労働市場の減速警戒。
　　・メスター・クリーブランド連銀総裁
　　　・利上げ継続必要。
　　　・現在は景気後退ではないが景気後退
　　　　リスクは上昇。
　→米国債相場反発。
　⇒利回り低下に伴うドル売り強まる。
◎ユーロ・ドル
　・1.0167ドルから1.0246ドルまで上昇。
〇ユーロ・円
　・135円66銭へ下落後136円40銭まで反発。
◎ポンド・ドル
　・1.2074ドルから1.2173ドルまで反発。
　★英中銀
　　・金融政策で27年ぶりの大幅利上げ決定。
　　→長期の景気後退警告。
　　→英国債の2年物と10年物の利回り一時逆転。
　⇒ポンド売りに拍車。
　☆ドル売りの流れで下げ止まる。
●ドル・スイス
　・0.9610フランから0.9551フランまで下落。
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
[経済指標：米国] 　
●先週分新規失業保険申請件数
　発表：26万件＞前回
　前回：25.4万件↓25.6万件
●6月貿易収支
　発表：▲796億ドル＞予想：▲800億ドル
　5月：▲849億ドル↑▲855億ドル
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
【NY株式市場概況】4日（NY時間15:41）
＞引け前
●ダウ平均：32735.83
（▲76.67　▲0.23%）
◎ナスダック：12706.59
（+38.43　+0.30%）
●CME日経平均先物：27900
（大証終比：▲50　▲0.18%）
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
●ダウ平均は小幅安。
　★英中銀金融政策委員会（MPC）
　　・リセッション（景気後退）懸念を強める。
　※明日…米雇用統計発表
　　・様子見気分も強く小幅な動きに。

　＞8月の市場
　　▼冴えないスタート。
　　☆企業の好決算もあり急速に回復。
　　　〇複数の懸念を打ち消す。
　　　　・ウクライナ紛争
　　　　・インフレ高騰
　　　　・中国のロックダウン
　　　　・FRBの積極利上げ　…など
　＞米株式市場の関心
　　・インフレやFRBの積極利上げから景気後退
　　　にシフト。
　　※7月：米雇用統計
　　　・非農業部門雇用者数（NFP）
　　　　予想：＋25万人
　　　　＜上半期月平均＝＋45万人
　　　　∵経済活動の低下に伴い企業が雇用削減。
　　　　⇔力強い労働市場を示す数字。
　　　　・景気後退局面懸念の中で企業は健全な
　　　　　ペースで採用を継続？
　　　　・雇用増は引続き広範な範囲に及んでいる？
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋