【思考回路】つぶやき:20221216
●ECBは予想上回るタカ派スタンス。
●NY株は「咎め」の目覚めか?
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>2022年12月15日の海外市場動向
【NY外為市場概況】
■ユーロ買い優勢
<ECB:ラガルド総裁>
●FRB以上の超タカ派姿勢示す。
【金融政策:ECB】
・主要政策金利
⇒2.50%(+0.50%)
・預金ファシリティ金利(下限)
⇒2.00%(+0.50%)
・限界貸出金利(上限)
⇒2.75%(+0.50%)
「QTは3月に開始、慎重かつ予測可能な
ペースで。」
「インフレ予想:23年6.3%/24年3.4%
/25年2.3%」
「23年GDP:+0.5%(0.7%)」
「APPの保有債券は4-6月に平均で
月150億ユーロ減少へ。」
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●ECB
・市場の予想通り…主要政策金利を引上げ。
・ユーロ開始以来最悪のインフレ封じ込めに
一段の利上げを予想。
・会合ごとの政策決定方針を表明。
「金利は堅調なペースで依然かなり上昇
する必要がある。」
<ラガルド総裁>
・政策転換ではなく…FRBに比べ長期な
軌道になる。
・緩やかなペースで長期にわたり利上げを
継続する計画。
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〇ユーロ・ドル
・一時1.0735まで急伸後ドル高に押され
1.06ドル台へ反落。
◎ユーロ・円
☆日欧金利差拡大観測
・145円00銭から146円73銭まで上昇。
・11月10日来の高値更新。
◎ユーロ・ポンド
・0.8620ポンドから0.8724ポンドへ上昇。
・ほぼ1カ月ぶり高値更新。
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【NY株式市場概況】15日(NY時間14:24)
●ダウ平均:33091.59
(▲874.76 ▲2.58%)
●ナスダック:10789.85
(▲381.04 ▲3.41%)
●CME日経平均先物:27595
(大証終比:▲365 ▲1.32%)
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●大幅続落(一時▲900ドル超)。
★FRB…金融引締め長期化見通し示唆。
∴米国景気後退局面入り警戒感↑
・景気敏感株やハイテクなど幅広い銘柄
に売り。
<FRB>:13~14日:FOMC
・政策金利見通し(2023年末時点予想)
●5.1%>前回9月:4.6%
<パウエル議長>:記者会見
「利上げ継続が適切。」
「景気を多少犠牲にしてでもインフレ
抑制を最優先とする。」
>15日発表:11月の米小売売上高
●前月比:▲0.6%<予想:▲0.3%
⇒景気後退の現実見が増加?