●懸念材料をひとつずつ潰して買上げる。
●その復活は考えない。
●これを「やりすぎ」というのだが…
●「咎め」の可能性は高まる。
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＞2023年04月11日の海外市場動向
【経済指標：米国】
●先週分新規失業保険申請件数（4/8）
　発表：23.9万件＞予想：23.5万件
　前回：22.8万件
◎失業保険継続受給者数（4/1）
　発表：181万人＜予想：183.5万人
　前回：182.3万人
●3月生産者物価指数
　前月比：▲0.5％＜予想：0.0％
　2月：0.0％↑▲0.1％
　前年比：＋2.7％＜予想：+3.0％
　2月：＋4.9％↑+4.6％
●3月生産者物価コア指数
　前月比：▲0.1％＜予想：+0.2％
　2月：＋0.2％↑0.0％
　前年比：＋3.4％＝予想：+3.4％
　2月：＋4.8％↑+4.4％）
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【NY外為市場概況】
▼ドル・円
　・133円39銭へ上昇後132円02銭へ下落。
　☆生産者物価指数（PPI）発表を控え
　ドル買い強まる。
　★3月消費者物価指数（CPI）に続きPPI
　も予想を下回る。
　→インフレ鈍化傾向を新たに証明。
　★米週次新規失業保険申請件数＞予想
　→労働市場のひっ迫懸念が一段と緩和。
→年内の利下げ観測強まる。
⇒金利低下に伴うドル売りが一段と加速。
◎ユーロ・ドル
　・1.008ドルから1.1068ドルまで上昇。
　☆欧州中銀（ECB）高官のタカ派発言。
→追加利上げ観測強まる。
⇒ユーロ買いに拍車。
▼ユーロ・円
　・146円89銭へ上昇後146円08銭へ反落。
▼ポンド・ドル
　・1.2537ドルへ上昇後1.2500ドルへ反落。
　★ストライキの影響で2月の国内総生産の
　伸びが鈍化。
⇒高値からポンド売りに押される。
●ドル・スイス
　・0.8905から0.8860フランへ下落。
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【NY株式市場概況】13日（NY時間15:32）
＞引け前
◎ダウ平均：34016.74
（+370.24　+1.10%）
◎ナスダック：12168.00
（+238.66　+2.00%）
◎CME日経平均先物：28460
（大証終比：+270　+0.95%）
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◎ダウ平均は大幅反発（一時+400ドル超）。
　☆3月：米生産者物価指数（PPI）
　・伸びが大幅に鈍化。
　※積極利上げの時代の終着点の見極めへ
　　・米消費者物価指数（CPI）
　　・米雇用統計
　　・FOMC委員のコメント
⇒米株式市場は方向感のない展開継続。

　●米CPI
　　＞市場
　　・FRB
　　　・5月FOMC…0.25％利上げ実施？
　　　・年内に予想以上のペースで利下げ？
　　「米CPIに明らかな悪いニュースがなかった
　　　ことやFRBが2月と比べてまだハト派的で
　　　あることから安心感を得ている。」
　●3月開催分：FOMC議事録
　　・一連の銀行破綻が市場を動揺させた後
　　FOMC委員は今年の利上げ予想を縮小。
　　・信用収縮が経済を更に減速させる可能性
　　に警戒し続けることを強調。
　　・FOMC委員は最近の銀行セクターの動向
　　による潜在的な経済効果についての評価
　　から年後半から穏やかな景気後退が始まる
　　と予想。
　●金融不安
　　・米大手銀の決算発表開始。
　　・投資家の関心
　　　・銀行問題における預金残高の推移。
　　　・顧客がより高利回りの代替商品に
　　　シフトしているか。
　　「第1四半期の1株利益の数字は恐らく
　　　あまり重要ではない。」
　　「投資家は現在の市場の混乱が始まっ
　　　て以来…大手銀がどの程度預金の恩恵
　　　を受けてきたか…それらの資金流入と
　　　関連する顧客がどの程度永続的である
　　　ことを証明できるかが注目される。」
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