●小動き続く。
●米財政問題はある意味「恒例行事」。
●注目は依然「物価動向」だ。
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＞2023年05月08日の海外市場動向
【経済指標：米国】
●4月中小企業楽観指数
　発表：89.0＜予想89.7（3月90.1）
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【NY外為市場概況】
●ドル・円
　・134円91銭から135円35銭まで上昇。
　★米国債券相場軟調
　　・米4月消費者物価指数（CPI）
　　・同：生産者物価指数（PPI）などの
　　重要インフレ指標発表注意。
　→金利上昇に伴うドル買い優勢。
▽ユーロ・ドル
　・1.0941へ下落後1.0970ドルまで上昇。
　★域内の根強い景気後退懸念
　→ユーロ売り優勢。
　☆要人：利上げ継続示唆
　　・ナーゲル独連銀総裁
　　・カザークス・ラトビア中銀総裁
　→ユーロ買い再開。
▽ユーロ・円
　・147円89銭へ下落後148円27銭へ上昇。
▽ポンド・ドル
　・1.2578へ下落後1.2628ドルまで上昇。
▼ドル・スイス
　・0.8943へ上昇後0.8897フランへ下落。
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【NY株式市場概況】9日（NY時間15:44）
＞引け前
●ダウ平均：33588.53
（▲30.16　▲0.09%）
●ナスダック：12178.68
（▲78.24　▲0.64%）
◎CME日経平均先物：29255
（大証終比：+15　+0.05%）
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●ダウ平均…小幅続落（様子見気分強い）。
　▼地銀株の買戻し一服。
　▼企業決算冴えず。
　▼中国：貿易統計…輸入が前年比減少。

　＞市場
　・米CPIや米債務問題の動向に注目。
　※CPI
　　・総合指数＆コア指数ともに前回同様
　　の高水準での推移継続見込み。
　　・利上げ停止および年内の利下げ期待
　　を裏付けるか注目。
　　・スーパーコア
　　（除住居費：サービス価格）
　　　・より落ち着いた傾向を示す可能性。
　　　・前回（前月比：＋0.4％）＞今回
　　　なら年内利下げ期待維持の可能性も。
　　　⇔
　　　●FRBは否定。
　　　＜ウィリアムズＮＹ連銀総裁＞
　　　　・パウエル議長と同様に否定的な
　　　　見解示す。

　※米債務上限問題
　＞本日夕方会談
　　・バイデン大統領
　　・共和党：マッカーシー下院議長
　　　・米下院（共和党が過半数）
　　　　・4.5兆ドルの歳出削減を条件に
　　　　最大1.5兆ドルの債務上限引き上げ
　　　　る法案を可決。
　　　⇔
　　　・民主党およびバイデン大統領
　　　　・反対の意向
　　→両者の溝は埋まらず進展はなし？
　　＜イエレン米財務長官＞：警告
　　　・債務上限引上げの失敗は経済の
　　　大惨事に繋がる。
　　　・早ければ6月1日にも資金枯渇の
　　　おそれがある。
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