加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
・指導した販売担当者は10000人以上!!
・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【160418のマーケットから】サプライチェーン

□■前向き!!投信ゼミナール!!■□第194号

**日記**
>4月18日
・体調が今ひとつ…
・週末にはセミナーがある…まだ話すべきことが「降りて」こない…

・日経平均が大幅な下げ…あらためて日本企業の「サプライチェーン」の連鎖を痛感
・「サプライチェーン」は今朝の日経朝刊「きょうのことば」を読んでおいていただきたい。
・外国人投資家は東日本大震災で日本企業の持つ「サプライチェーン」の重要性を確認した。
・そして日本企業の「サプライチェーン」維持への責任感も痛感した。
・だから、彼らは日本株を買うのだ…中国企業にはない「信義」は彼らにも通じている…

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※ご注意ください!! 
・本ブログの情報は…
・信頼できると判断した資料や私の経験をもとに提供させていただいておりますが、
・今後の投資成果を保証するものではありません。
・「投資」にあたっては「自己判断」「自己責任」で行っていただくようお願い致します。 
・*Bはブルンバーグから*nは日経電子版から*Rはロイターからの引用コメントです
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**昨日の各市場概況**

【国内株】:全面安
>2016年4月18日(月)16:00:00
・日経平均  16275.95(-572.08 -3.40%)
・TOPIX    1320.15(-41.25 -3.03%)
・東証マザーズ    1121.42(+7.27 +0.65%)
・ジャスダック    108.42(-0.78 -0.71%)
・東証REIT指数    1881.54(-11.95 -0.63%)

●約1週間ぶりの安値
▼原油安と円高が急速に進行
∵(1)産油国会議…増産凍結見送り
∵(2)G20…日本の為替介入妥当性認めず
▼熊本地震の被害規模が拡大…投資家心理冷やす
∴先物に断続的に売り…日経平均は終始安値圏で推移

※東証1部:(業種別指数)↓32/33業種(除 建設業)・(売買代金)2兆1312億円

<SMBC信託銀行:山口真弘シニアマーケットアナリスト>:*B
・「原油の増産凍結への合意が次回会合へ持ち越しになり…リスクを落とす流れになっている。」
・「為替市場では円高進行は…G20で円の介入に対し米国から完全にくぎを刺された印象。」
・「ドル円はまだ下値リスクがあり…今後の決算への影響が懸念される。」
>>:正直…この日のコメントで「熊本地震」に触れない神経には(・・?(・・?(・・?

<野村証券投資情報部:小高貴久エクイティ・マーケット・ストラテジスト>:*B
・「過去の震災発生時には…海外の資金を円に戻すことで円高になる経験則もある。」★
・「サプライチェーンの寸断に伴う生産調整がいつまで続くのかも判明していない。」★
…熊本地震の影響に懸念を示す。
>>:これが「真っ当な」コメントだろう…だから野村は強いのだろう…

【米国株】反発
>NY株式18日(NY時間16:25)
・ダウ平均   18004.16(+106.70 +0.60%)…9カ月ぶりの18,000ドル台回復

・S&P500    2094.34(+13.61 +0.65%)…2015年12月1日以来高値
・ナスダック   4960.02(+21.80 +0.44%)
・CME日経平均先物 16700(大証終比:+380 +2.28%)

>日曜日
●ドーハ協議…産油国…増産凍結に合意できず
∴週明けのアジア市場…リスク回避強まる

▽原油…下げ渋り(次回6月での合意に期待?)
 ↓ ↓ ↓
◎米株は冷静な反応に

(市場の関心)…今週から本格化してる決算
〇先週からの大手金融の決算…ネガティブな反応も見られず
∴市場…今後の決算発表への期待感を高めている模様
…弱い決算であることは既に織り込み済→実際のデータを確認(予想外に弱くないか)

<ウィリアムズ・キャピタル・グループ:プリンシパル兼株式トレーダー責任者;スティーブン・カール>:*B
・「業績・経済動向・原油相場が市場を左右している。」
・「上昇が続いているが…ここまではエネルギー銘柄がけん引役のようになっている。」
・「この日は業績を受けて上昇した銘柄もあった。」
・「一連の決算が発表され始めると…相場を押し上げる明るい材料になる。」
・「株式相場は2月以降じりじりと上昇している。」

>>:確かに…NYダウは日経平均と異なり「移動平均循環面」から見ても「上昇」基調に乗ってきている
>>:ドル円は弱いチャートを示しているので思い切って米株の買いに突っ込めないのも事実だが…

【NY外為】 :ドル円・クロス円買い戻しユーロ上昇

>週明け:東京市場
▼ドーハ協議…産油国増産凍結合意失敗
→リスク回避…円高進行→一時107円台

>NY市場
▽原油価格…一時40ドル/バレル…落ち着いた動き(6月協議での合意期待?)
 ↓ ↓ ↓
*ドル円*
▽109円台手前に戻す…上値は重い
>先週:米商品先物取引委員会(CFTC)
<IMM投機筋建玉>
(円ロング)>10万枚台…6万6千枚の買越し(ファンド勢…依然としてドル円の下値=円高伺う)

*豪ドル円*
▽本日安値から200ポイント回復…21日移動平均線付近まで戻す。(84.35円)
>19日:豪中銀議事録発表
(前回声明)
・「目標に近いインフレ率を維持しつつ…成長が持続すると予想することが合理的。」
…利下げの余地を残しつつ…中立姿勢も匂わせていた。
∴市場の利下げ期待…後退し→議事録はそれを追認する内容(「利下げなし」)になる可能性も

*ユーロ*
▽直近3週間で最大の上昇
∵欧州中央銀行(ECB)…今週の政策決定会合で金融政策を据え置くとの観測が広がる

<ECB当局者>:*ロイター
・「米金融当局による利上げへの緩やかなアプローチに伴うユーロ上昇が見込まれるものの…ECBにはユーロ押し下げに動く理由はない。」
<ニューヨーク連銀:ダドリー総裁>
・「欧州の経済見通しは改善し始めている。」

<CIBCワールド・マーケッツ:外為戦略エグゼクティブディレクター;バイパン・ライ>:*B
・「ECBは様子見姿勢で…今後数回の会合で同様の姿勢を続けそうだ。」
・「今後勢いを増して1ユーロ=1.15ドルを超えられるかどうかに注目している。」
・「中長期的に重要になる可能性があるからだ。」
・「特に21日の前にその方向性が見られるようであれば…ドラギ総裁からユーロ圏経済についてより強めの言葉が聞かれる可能性がある。」

>>:ユーロ圏もパナマ文書によるキャメロン首相求心力低下でEC離脱懸念悪化も…

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■エリオットの波■は日経平均では…「下げの鼓動」最後の調整波にあり、その中での(下げ)→(上げ)→(下げ)→(上げ)に…戻りは短く再び長い下げに入るだろう
■エリオットの波■:加藤のチャート利用法
※mixiコミュ:「SCMTBはじめくん」に掲載!!
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※こんな時だからこそ…確認しておこう…振り落とされないために…しっかりつかまっているために…

<偉大な先達「山崎和邦」氏(元野村證券営業本部長)の見通し…>
<当面の注意事項>
(1)これからの上昇は「中間反騰」だから戻りのメドを見切って…出来るだけ沢山売っておくことだ。
(2)そのあとにバーゲンセールが来る。
(3)その時は何を買っても儲かる。⇔怖い自己を乗り越える自律が必要…それが儲ける資格!!
※買下がり戦略は第152号ご参照

<加藤補足>
>日経平均で17000円までの戻りは「想定の範囲内」である…突破「18000円」が想定内にも反落
☆:25日移動平均線との▲12%乖離超(1月21日と同様)で反発すると予測
※2月12日で▲13.5%→反発した(騰落レシオも58.67%<70%と割安ゾーン入りしていた)
※4月18日で乖離は▲1.8%・騰落レシオは95.0%(乖離率・騰落レシオともに中立)
◎乖離率は「短期的な」反発に入った。

>世界全体の「金融政策」協調に加え「財政政策」での協調がない限り上昇には限界
●今回のような「意味不明」の上昇には必ずそれ以上の「咎め」が…
>一旦の戻りの後…「作られた」金融不安などを起因に再び下落へ…
※覚悟すべき目処(山崎氏):1万4809円!!(始動点から大天井までの半値押し)
…このころ世間はみんな弱気になる…だからこそ安値で買えるのだ…と山崎氏は言う
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<加藤の予測>
【当面見通し&方針:1511末時点】 (追加(6)・…訂正(4)&(3)…3回目)
(1)年初急落…持ち直しは年央以降…年末急伸
(2)日経平均は14000円(ちょい割れあり)から22000円
(3)ドル円は106円(ちょい割れあり)から125円(リスクは円高に)…160408
  訂正前:ドル円は110円(ちょい割れあり)から125円(リスクは円高に)
  訂正前:ドル円は113円(ちょい割れあり)から125円 (年央までなら120円)
  ★03月01日の時点で円高目処を112.30円→111.50円→110.90円 と算出…突破!!
  ※04月08日の時点で円高目処を108.00円→106.50円→105.20円と算出
  ※現在の水準108.85円(04月18日)で上値抵抗は109.25円・下値抵抗は107.60円
  ★為替は苦手だぁ!!
(4)反発のきっかけは「インフラ公共投資」の推進を相場が認めること (金融政策ではない!!)
  訂正前:「中国」の「本格的財政」出動を相場が認めること
(5)新興国関係は「腹を決めて」金利を取るに徹する(投信で言えば基準価額が20%下がったら
買い下がる)
(6)買い下がったもので利益が出たものは10%毎に利食い
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**お知らせ**
>4月24日(日) 13:30‐15:00 
・会場:小田原(おだわら市民交流センターUMECO…前回と同じです
・小田原FP事務所さんのご協力をいただいています
・小田原駅から徒歩1分)
・定員:20名(参加費:1000円…リピーター・ペア割引あり)

>5月1日~4日
・受かるぞ!!FP3級!!GW特訓(GWで4日間で一気に合格圏へ!!)
>5月開催予定
・新入銀行員のためのマーケット知識基礎講座
…両方とも「ストリートアカデミー」に詳細掲載してます。

https://www.street-academy.com/steachers/62329


※お問い合わせは…mstb2021139@goo.jpまで

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