●「あの時…」と思うのはいつも結果が
出た後だ。
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>2021年10月06日の海外市場動向
【NY外為市場概況】
◎ドル・円
・111円20銭へ下落後111円50銭へ上昇。
★債務上限の引き上げに目処たたず。
→米国の債務不履行懸念。
⇒リスク回避の円買い。
★長期金利低下
⇒ドル売り優勢。
☆債務上限問題
・共和党が妥協案を提示。
→米国の債務不履行懸念緩和。
⇒米ドル買い戻し優勢に。
●ユーロ・ドル
・1.1555から1.1532ドルまで下落。
★ユーロ圏8月小売売上高<予想
★センテノ・ポルトガル中銀総裁
・成長減速見通。
⇒ユーロ売りで上値抑制。
◎ユーロ・円
・128円33銭へ下落後128円80銭へ反発。
●ポンド・ドル
・1.3591から1.3550ドルへ下落。
★英9月建設業PMIの悪化を嫌気。
⇒ポンド売り継続。
●ドル・スイス
・0.9295から0.9272フランへ下落。
[経済指標:米国]
◎9月ADP雇用統計
発表:+56.8万人>予想:+43.0万人
8月::+34万人↓+37.4万人
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【NY株式市場概況】6日(NY時間15:47)
>引け前
◎ダウ平均:34363.97(+49.30 +0.14%)
◎ナスダック:14465.73(+31.90 +0.22%)
◎CME日経平均先物:27715
(大証終比:+305 +1.10%)
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◎ダウ平均は序盤の下げを取り戻す。
▼一時▲450ドル超。
※10月…ボラティリティの高い値動き多い。
・その通りの展開に。
・もうしばらく続くのではとの見方も。
※市場の懸念
★高インフレの長期化とFRBの早期正常化。
<ADP雇用統計>
・予想を上回る。
→FRBの早期正常化への懸念を強めた格好。
★景気鈍化。
★米議会が債務上限問題で突破口を見出せず。
・10月18日がリミット。
・楽観的もなかなか決まらないことに苛立ち。
<米共和党:マコネル上院院内総務>
・米民主党に対し債務上限巡る行き詰まりの
打開策を提案する意向。
・11月まで暫定的に債務上限を引き上げ。
→デフォルトの差し迫ったリスクを回避。
※米株式市場の先行きにネガティブな見方も。
・来週の米大手銀を皮切りに7~9月期の決算開始。
「決算がインフレ懸念を緩和させることはない。」
「業績見通しは高過ぎる。」
「景気回復が減速しつつあり…市場の調整リスクが
高まる景気サイクル半ばへの移行期の最終段階へ。」
★サプライチェーンのボトルネックや労働力不足
→それに伴うコスト増
⇒増益への期待は後退。
●きょうは買い戻しも上値を維持できるかは未知数。