●セミナーのご案内
マーケットはやや膠着状態です。
Covid19との闘いが続く中で
明暗の見通しが交錯します。
どんな点に注目しておくべきか?
保有投信の注意点はなにか?
いつものように独自の切り口で
唸らせていただきます。
>東京会場
@新宿20…2021年06月19日(土)
・会場:SOBIZGATES 2F
E会議室(東京都新宿区新宿5-11-2
SOBLD)予定
・都営新宿線「新宿三丁目」&都営副都心線「新宿三丁目」徒歩1分
・JR山手線「新宿」徒歩5分
・定員:20名(参加費:1500円)
・時間:11:15-12:45
>京都会場
@京都8…2021年06月月20日(日)
・会場:京都市下京区油小路通塩小路下る西油小路町27番地
YIC京都工科自動車大学校 予定
・定員:25名(参加費:1500円)
・時間:13:00-14:30
お申し込み・ご質問は
mstb2021139@goo.jp まで
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●どの材料をどう咀嚼するか…
●マーケットは現状決めきれない…
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>2021年06月01日の海外市場動向
【金融政策:米国】
<クオールズFRB副議長>
・われわれが見ているインフレ上昇は一時的かもしれない。
・FRBは持続的なインフレに対処する手段を持っている。
・完全雇用には長い道のり。
・将来的にはバランスシートの縮小が好ましい。
・任期満了の是非は決めていない。(副議長は10月13日に任期切れ)
<ブレイナードFRB理事>
・経済はインフレと雇用両面でFRBの目標から程遠い。
・今後数カ月で更に進展が期待される。
・財政措置は今年は追い風だが、その分、来年は逆風。
・インフレと雇用のデータは暫定的な不均衡を反映。
・インフレの安定的進展を確認することが重要。
・インフレ期待を注意深く監視。
・賃金のデータも監視。
・向こう何カ月かのデータを評価。
・債券購入の構成は政策には効果的。
【金融政策:英国】
<ベイリー英中銀総裁>
・不秩序なグリーンシフトは過度なインフレ上昇招く可能性。
・第4四半期に社債購入のスキームを調整する。
・科学は天候変動への行動の必要性を示している。
<カンリフ英中銀副総裁>:英BBCでのインタビュー
・英住宅市場は免税期間(タックス・ホリデー)で加速。
・英中銀は住宅市場を注意深く監視。
【Covid19関連】
<英国>
・ウイルス検査で陽性が確認されてから28日以内の死者数が
本日ゼロとなった。
・英国で1日当たりの同死者数がゼロはパンデミックが始まって
以来で初めて。
<世界保健機関 (WHO)>
・中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発
した新型ウイルス向けワクチンに緊急使用許可を与える。
・ワクチンを検証した結果…国と資金提供者と調達機関および
コミュニティに安全性&有効性&製造に関する国際基準を満たし
ているという保証を与える。
【石油関連】
<OPECプラス>:OPECと非加盟国で構成
<サウジ:アブドルアジズ・エネルギー相>
・7月に計画通り産油量を引き上げることで合意。
・5月と6月の段階的引き上げに続き7月に日量84.1万バレルの
産油量引き上げを実行する方針を確認。
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【NY外為市場概況】
●ドル・円:109円70銭へ上昇後109円34銭まで反落して引け。
★対ユーロでドル売りが優勢に。
★米5月ダラス連銀製造業活動指数<予想
★米5月ISM製造業景況指数…支払価格が予想以上に低下。
⇒インフレ高進への脅威を受けたドル買いが後退。
〇ユーロ・ドル:1.2215ドルから1.2254ドルまで上昇して引け。
☆ユーロ圏5月製造業PMI…過去最高を記録
⇒ユーロ買いが優勢に。
●ユーロ・円:134円13銭へ上昇後133円80銭まで反落。
*ポンド・ドル:1.4155ドルから1.4190ドルのレンジで上下動。
●ドル・スイス:0.8994フランから0.8947フランまで下落。
[経済指標:米国]
◎5月製造業PMI改定値:62.1>予想:61.5(速報値:61.5)
◎5月ISM製造業景況指数:61.2>予想:61.0(4月:60.7)
●4月建設支出
>前月比 +0.2%<予想:+0.5%(3月:+1.0%↓+0.2%)
●5月ダラス連銀製造業活動指数:34.9<予想:36.3(4月:37.3)
【NY株式市場概況】(NY時間16:22)引値
〇ダウ平均:34575.31(+45.86 +0.13%)
●S&P500:4202.04(▲2.07 ▲0.05%)
●ナスダック:13736.48(▲12.26 ▲0.09%)
*CME日経平均先物:28760(大証終比:0 0.00%)
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〇ダウ平均…小幅に4日続伸。(一時+300ドル)
☆ワクチン接種が米国民の半分以上に拡大。
→景気への楽観的な見方が根強い。
▽パンデミックで打撃を受けた旅行レジャー産業:銀行などの
セクターを中心に買いが入る。
▽原油相場の上昇…エネルギー株も上昇。
★米国債利回りの上昇継続
・米2年債 0.147(+0.006)
・米10年債 1.628(+0.034)
・米30年債 2.313(+0.030)
▼IT・ハイテク株に戻り売りが強まる。
▼ナスダック…下げに転じる→ダウ平均も伸び悩む。
※先週末発表のPCEデフレータ…大幅上昇→インフレ上昇示唆。
※ISM製造業景気指数>予想
・FRBの早期出口戦略への警戒感を高めるとの指摘も。
・雇用指数…11月以来の低水準→雇用への不透明感は根強い。