「思考回路:つぶやき」20200917
●明日は「猛暑日」らしい。もう勘弁してくれ!!
☆セミナーのご案内
●Covid19・米中対立・米大統領選等…様々なリスク要因を抱えながら
動くマーケット。
秋以降の見通しを独自の切り口で唸らせていただきます。
※参加料:1,500円
<前向き!!投信ゼミナール!!@新宿16>
・2020年9月26日土曜日 11:15~12:45
・東京都新宿区新宿5-11-2 SOBLD E会議室
<前向き!!投信ゼミナール!!@京都7>
・2020年9月27日日曜日 13:00~14:30
・京都市下京区油小路通塩小路下る西油小路町27番地
YIC京都工科自動車大学校2号館5-251
*Covid19のワクチン開発進行は「良い現実」。
*FOMCもEUも経済はかなり遅れての回復と見ている。
>2020年09月16日動向
【Covid19関連】
<トランプ米大統領>:15日
◎新型コロナウイルスのワクチンは3~4週間以内に準備できるだろう。
◎ワクチン完成までかなり近い。
<米疾病対策センター(CDC):レッドフィールド所長>
◎ワクチンの接種は恐らく来年第2Q終盤か第3Qになるだろう。
<米保健福祉省:マンゴ政策担当副局長>
>ブルームバーグのインタビュー
◎全ての米国民が4月までにワクチンを接種できる可能性に言及。
・11月または12月までに1つ以上のワクチン承認の可能性高い。
・10月の可能性も。
<カナダ:ハイデュ保健相>:15日
>ロイター
●新型コロナウイルスの新規感染者が急増する中で都市封鎖
(ロックダウン)措置再導入の可能性を排除しない。
>14日…1,351人の新規感染者報告。
・1日当たりの感染者としては5月1日以来の高水準。
・国内の医療体制はかなり改善。
・新型コロナの感染が最初に国内で広がった時よりも医療機器などの
準備が整っている。
【金融政策】
<米FOMC声明>
・インフレ率2%まで据え置き…小幅オーバーシュート想定。
・最大雇用達成までゼロ金利維持。
・カプラン&カシュカリ両総裁が「インフレ率2%まで据え置き」
との文言に反対票。
<パウエル議長>
・今回は声明に重要な変化を与えた。
・より長期のコミットを明確に。
・社会的距離はウイルス拡大抑制を支援。
・経済はウイルスを抑制し続ける能力に依存。
・人々が安全を感じるまで完全回復はない。
・すべての手段の使用をコミットする。
・新常態で金利は下限付近。
・ガイダンス強化は経済に寄与。
・適正に資産購入を調整する用意がある。
・経済は追加の財政支援が必要な公算。
【経済関連】
>EU
<フォンデアライエンEU委員長>
・財政支援策から手を引くときではない。
・構造改革の機会を逃してはならない。
・資本市場および銀行の統合を完成すべき。
・最低賃金の枠組み設定のための法的手続きを前進させる。
>中国
<李克強首相>
◎今年の主な経済目標の達成は可能。
・現在の回復軌道を強化するマクロ政策を実行。
・経済はプラス成長を遂げる見通し。
>世界経済フォーラムのビデオ会合に参加
「中国経済は落ち着きを取り戻し回復している。」
「主要な指標からは着実な回復トレンドが示され力強い回復力が
反映されている。」
「中国は経済改革を断固として進め開放を拡大していく。」
「引き続き市場へのアクセスを広げるとともに外国からの投資が
有する正当な権利や利益の保護さらに国内外の企業のため平等・
公平な競争市場の環境を作る。」
【NY株式市場概況】
☆ダウ平均:28032.38(+36.78 +0.13%)
★S&P500:3385.49(▲15.71 ▲0.46%)
★ナスダック:11050.47(▲139.86 ▲1.25%)
☆CME日経平均先物:23360(大証終比:+60 +0.26%)
*ダウ平均…終盤に伸び悩む動き。
★IT・ハイテク株中心に戻り売りが強まる。
*<FOMC結果>
・FOMCメンバーの金利見通し…2023年までゼロ金利据置。
*<パウエルFRB議長>
●予想よりも早い回復が持続するかどうかはわからない。
●政策指針の枠組み見直しについても言及がほぼ無しで失望感。
>ダウ平均…一時+369ドルまで上昇ものFOMC後に前日付近まで
急速に伸び悩む展開も。
*8月:米小売売上高<予想…株式市場への影響は限定的。
【NY外為市場概況】
■ドル・円:104円81銭へ下落後105円15銭まで反発して引け。
★予想を下回つた米8月小売売上高→ドル売り優勢に。
★FOMC
・予想通り大規模緩和策【据置】。
・スタッフ予測…市場予想より長い2023年末までゼロ金利を予想。
→ドル売りがさらに強まる。
☆パウエル議長
「資産購入規模は適切」と「現行のガイダンスは極めて強力」。
→追加緩和への期待を受けたドル売り後退。
■ユーロ・ドル:1.1876ドルから1.1788ドルまで下落して引け。
★ユーロ・ポンド絡みのユーロ売りやFOMC後の利回り上昇に伴う
ドル買いが優勢に。
■ユーロ・円:124円80銭から123円85銭まで下落。
■ポンド・ドル:1.3007ドルへ上昇後1.2940ドルまで下落。
☆国内市場法案を巡り英国政府は謀反を回避すべく与党議員と合意。
→ポンド買いが一時優勢に。
□ドル・スイス:0.9055フランから0.9111フランまで上昇。
[経済指標:米国]
◎9月NAHB住宅市場指数:83>予想:78(8月:78)
●8月小売売上高
>前月比 +0.6%<予想:+1.0%(7月:+0.9 %↓+1.2%)
●8月小売売上高(自動車除く)
>前月比 +0.7%<予想:+1.0%(7月:+1.3%↓+1.9%)
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