「思考回路:つぶやき」20200923
●あらためて「現実」がマーケットに迫っている。
●NYダウの戻りが意外に弱い。週末にかけてもう一波乱ありそうな予感。
☆セミナーのご案内(忘れている方…いませんか?)
●Covid19・米中対立・米大統領選等…様々なリスク要因を抱えながら
動くマーケット。
秋以降の見通しを独自の切り口で唸らせていただきます。
※参加料:1,500円
<前向き!!投信ゼミナール!!@新宿16>
・2020年9月26日土曜日 11:15~12:45
・東京都新宿区新宿5-11-2 SOBLD E会議室
<前向き!!投信ゼミナール!!@京都7>
・2020年9月27日日曜日 13:00~14:30
・京都市下京区油小路通塩小路下る西油小路町27番地
YIC京都工科自動車大学校2号館5-251
>2020年09月22日 市場動向
【Covid19関連】
<ジョンズ・ホプキンス大学>
●新型ウイルス感染での米国での死者数が20万人に達した。
<EU首脳会談:延期>EU大統領報道官ツイッター
・ミシェルEU大統領
・今週24日~25日に予定されていたEU首脳会談を次週の
10月1日~2日に延期する。
・同大統領がウイルス検査で陽性判明
…隔離措置になっているため。
【金融政策:米国】
<エバンス・シカゴ連銀総裁>
・経済がパンデミック前の90%まで戻したことは驚き。
・ウイルス抑制に向け財政支援が用意されている。
・失業率は年末に7~7.5%。21年末に5.5%を見込む。
・失業率の見通しは財政支援が前提。
・より多くの国民が失業し需要が減退することに懸念。
・財政支援が無ければ景気後退は大打撃。
・ファンダメンタルズを支援する追加財政支援は非常に重要。
・インフレが平均2%に到達する前の利上げは可能。
<パウエルFRB議長>
・財政と金融の相互に取り組めば、回復は早い可能性。
・安定的な方法とウイルス抑制のもとでの経済再開が必要。
・危機の間でも金融システムは安定。
・米経済は回復を示している。
・追加の財政政策が必要な公算。
・雇用の回復は長い道のり。
<ムニューシン米財務長官>
・政府系ファンドは必要ないと考える。
・次の支援策は子供や雇用が対象。
・次の支援策は旅行やレストランを支援する必要。
・経済の完全回復は時間の問題。
【NY株式市場概況】
☆ダウ平均:27288.18(+140.48 +0.52%)
☆S&P500:3315.57(+34.51 +1.05%)
☆ナスダック:10963.64(+184.84 +1.71%)
★CME日経平均先物:22920(大証終比:▲180 ▲0.78%)
◎ダウ平均は反発。
▽NY時間の終盤に入ってダウ平均はプラスに。
・前日の急落…IT・ハイテク株中心に買い戻し。
■台頭する先行き不透明感
★Covid19感染が再度拡大の気配濃厚。
★米大統領選に向けた政治的不透明感。
★追加経済対策も依然難航。
→市場のリスク許容度は高まらず⇒上値に慎重な雰囲気。
<エバンス・シカゴ連銀総裁>
「インフレが平均2%に到達する前でも利上げは可能。」
⇒「買い方」と「売り方」の新しい駆け引きが始まる。
【NY外為市場概況】
□ドル・円:104円50銭から105円08銭まで上昇して引け。
☆米国:9月リッチモンド連銀製造業指数>予想
☆8月中古住宅販売件数>予想
☆エバンス・シカゴ連銀総裁
「インフレ平均2%目標達成前の利上げも可能。」
→債券利回り上昇⇒ドル買い優勢に。
☆パウエルFRB議長&ムニューシン米財務長官
>下院証言
・「回復が予想を上回る」との見解。
・引き続き追加経済支援が必要との考え示唆。
■ユーロ・ドル:1.1760ドルから1.1692ドルまで下落して引け。
★域内の新型ウイルス第2波への警戒感にユーロ売り継続。
■ユーロ・円:122円70銭から123円14銭のレンジで上下に振れる。
■ポンド・ドル:1.2820ドルへ上昇後1.2711ドルまで下落。
☆英国中銀のベイリー総裁…近くマイナス金利導入の状況にない。
→一時ポンド買い強まる。
★ジョンソン英首相
・英国内での新型コロナウイルス感染の再拡大で制限措置を発表。
・6カ月ほど続く公算→景気見通し悪化。
⇒ポンド売りが一段と加速。
□ドル・スイス:0.9147フランから0.9208フランまで上昇。
[経済指標:米国]
◎9月リッチモンド連銀製造業指数:21>予想:12(8月:18)
◎8月中古住宅販売件数:600万戸=予想:600万戸(7月:586万戸)
<ユーロ圏>
*9月消費者信頼感指数速報値:▲13.9>予想:▲14.6(8月:▲14.7)