加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
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・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

「思考回路:つぶやき」20201102

●11月になってしまった。
●先週土曜日は小田原でセミナー。
●数えれば21回目…6年目に突入した。
●小田原FP事務所の大野所長のご協力と参加していただいた
みなさんのおかげで続いています。
●あらためてお礼申し上げます。「ありがとう!!」
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●いよいよ明日(11/03)はアメリカ合衆国大統領選挙。
●政策ではなく、「人格」を選ぶ選挙…とも言われる。
●これからの4年…大米国丸の舵を取るのは…?
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>2020年10月30日の海外市場動向
【金融政策】
 <米国:FRB>
  ・中小企業向け支援のメイン・ストリート・プログラムの融資下限を
  従来の25万ドルから10万ドルに引き下げる。


【米国:大統領選挙】
 <トランプ大統領>
  ・米大統領選投票日の夜にどこにいるかは決めていない。
  ・テキサスは非常に強いようだ。


【Covid19関連】
 <イタリア当局>:公表
  ・新規感染者数が3万1,000人を超えた。


【NY株式市場概況】
 ★ダウ平均:26501.60(▲157.51 ▲0.59%)
 ★S&P500:3270.03(▲40.08 ▲1.21%)
 ★ナスダック:10911.59(▲274.00 ▲2.45%)
 ☆CME日経平均先物:23170(大証終比:+290 +1.25%)


 >本日のNY株式市場
  ▼IT・ハイテク株中心に売りが強まりネガティブな雰囲気拡大。
  ●ダウ平均
   ・一時▲500ドル超下落(200日移動平均線を下回る)場面も。
   ★感染第3波拡大…先行きへの不透明感高まる。
   ★米大統領選への不透明感強い。
   ★月末要因…ポジション調整やリスクヘッジ活発。
 ⇒「現実」優先…「希望」が見えない状況続く。


【NY外為市場概況】
 □ドル・円:104円38銭から104円74銭まで上昇して引け。
  ☆米国の9月個人所得と消費支出・10月シカゴ購買部協会景気指数と
  ミシガン大学消費者信頼感指数確報値…軒並み予想を上回る。
  →米国債利回り上昇に伴うドル買いが優勢に。
 ■ユーロ・ドル:1.1704ドルへ上昇後1.1640ドルへ下落して引け。
  ☆ユーロ圏第3Q:GDP速報値>予想…ユーロ買い→戻り高値へ
  ★<ECB:デギンドス副総裁>:第4Qのマイナス成長も除外しない。
    →12月の追加緩和を織り込むユーロ売りに押される。
 ■ユーロ・円…122円46銭へ上昇後121円69銭まで反落。
 ■ポンド・ドル…1.2988ドルへ上昇後1.2924ドルまで下落。
  ★漁業権や他の主要問題への見解
   「英国とEUは依然かなり食い違っている。」との報道。
  ★独財務次官:「通商協議での進展がないことを深く懸念。」
  →通商交渉の合意なき離脱への懸念強まる⇒ポンド上値を抑制。
 □ドル・スイス:0.9141フランから0.9173フランまで上昇。


 [経済指標:米国]
 ●9月コアPCE価格指数
  >前年比 +1.5%<予想:+1.7%(8月:+1.4%↓+1.6%)
 ◎9月個人所得
  >前月比 +0.9%>予想:+0.4%(8月:▲2.5%↑▲2.7%)
 ◎9月個人消費支出
  >前月比 +1.4%>予想:+1.0%(8月:+1.0%)
 ◎10月シカゴ購買部協会景気指数:61.1>予想:58.0(9月:62.4)
 ◎10月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
  ・発表:81.8>予想:81.2(速報値:81.2)
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【米国:大統領選挙】:11月3日火曜日
 ・同時に上院の約1/3・下院の全議席・複数の州知事選も実施。


 ・事前の世論調査
  ・バイデン前副大統領が優位を保つ。
  ・トランプ現大統領の逆転はあるか⁉
   >前回との違い
    (1)2016年と比べても民主党のリードが大きい。
     「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」(米国選挙関連サイト)
      ・30日時点での両者の支持率
       ・バイデン氏:51.1%⇔トランプ氏:43.7%
        ・バイデン氏…7.4%ポイントのリード。
        ・2016年のクリントン氏とトランプ氏との直前の支持率の
        差である2.9%ポイントを大きく超える。
    (2)新型コロナウイルスの感染拡大が広がるなど現職に対する不満が
     たまりやすい地合い見られる。
      ・同時に行われる上院選と下院選でも民主党が票を伸ばす見通し。
      →民主党勢自体が追い風。
   ⇒バイデン氏有利動かず。
   
 ・マーケットへの影響
  ☆バイデン勝利…市場は織込み済み→安定した動き
  ☆トランプ勝利…あらたなポジティブサプライズ→上昇


 ・大波乱シナリオ
  ・米大統領選
   ・11月3日の投票で決定された選挙人が12月14日に選挙人投票を実施。
    →大統領を決定。
    ※選挙人…どちらに投票するのかを11月3日の選挙で決められている。
     ∴あくまで形式的なもの。


  ★期限までに選挙人の確定が間に合わないケース。
   ・次の節目が1月3日。
   ・この日行われる上下両院合同会議で各州の結果を集計。
   ・この日までに確定していない選挙人がそれなりの数に上り…
   ・両名とも270名の選挙人を確保できない可能性。


   >この場合…
   ・11月3日の選挙で選ばれた下院議員によって次期大統領を選出。
   ・州ごとに一人が代表となり50州による投票。
    ・26州を抑えた方が勝利。
     ●カリフォルニア州のように53名の下院議員がいる州でも一票。
     ●ノースダコタなどのように1名しか下院議員がいない州でも一票。
     ☆現有勢力のままだと共和党26州VS民主党24州。(トランプ勝利)
     ★民主党が票を伸ばした25州対25州になると決まらない!!
   >この場合…
   ・上院が選出した副大統領が代行に


  ※トランプが「郵便投票」で逆転負けした場合…法廷抗争の可能性


  ★世界最大の経済大国の混乱を嫌った投資資金の移動が大規模で起きる
  可能性。
  ★欧州は新型コロナウイルスの感染拡大の動きが強まる。
  ★この移動先の第1候補は円…大規模な円高を誘う可能性に留意。


  ⇒可能性は低いが頭の片隅には入れておきたいシナリオ。

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