加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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「思考回路:つぶやき」20210101

●明けましておめでとうございます。
●今年も思いつくまま呟きますのでよろしくお願いいたします。


●株式と為替は相変わらずちぐはぐに動いている。
●新興国ものなど利益の出たものは確実に「利益確定」する予定。
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>2020年12月31日の海外市場動向
【Covid19】
<英国>
 <英当局>
  ・新規感染者数=5万5,892人(前日比+5,869)。
  ・陽性検査から28日以内の死亡者数=964人(前日=981人)。
<米国>
  ・NY州の新規感染者…1万6,802人(過去最多)。


【NY株式市場概況】:NY株式31日(NY時間16:27)
☆ダウ平均:30606.48(+196.92 +0.65%)
☆S&P500:3756.07(+24.03 +0.64%)
☆ナスダック:12888.28(+18.28 +0.14%)
☆CME日経平均先物:27520(大証終比:+80 +0.29%)


◎ダウ平均は最高値更新。
 ▽終盤にかけ上げ幅を広げる展開。
 ☆来年の株高を期待した動きが終盤に入る。。


 ※今年のダウ平均
  ・約7%の上昇。
  ・パンデミックによる3月の落ち込みからは驚異的な回復。
   ☆FRBが異例の金融緩和策を実施。
   ☆米政府も大胆な経済支援策を実施。
   ∴リーマンショック時のような信用クランチも発生せず。
   →株式市場のクラッシュは一時的。
   >現在
    ★足元では感染拡大継続。
    ☆ワクチンや巨額の財政刺激策による来年の景気回復への期待。
     ・600ドルの直接給付や300ドルの失業手当の上乗せ。
     →雇用や家計への支援策を大胆に打ち出す。
     ・FRBは低金利維持をコミット。
    ∴株式市場…今年後半と同様の環境が維持されると期待。
   ⇒株式市場を最高値に押し上げ。


【NY外為市場概況】
■ドル円:103円台前半での推移続く。
 ▼前日同様に本日も103円割れをうかがう動き。
  *目先のドル円の下値メド…12月17日安値の102.90円付近。
   →ブレイクした場合…次は3月安値(101.23円)が視野。
  ★NY州の新規感染者が過去最多
   ●足元の感染拡大と封鎖措置→足元の不安感強まる。
  ☆ワクチンや米財政刺激策による景気回復期待も根強い状況。
  ※市場コンセンサス(FRB同様の見方)。
   ・短期的には景気回復は鈍い。
   ・春以降は回復基調を加速させる。
   ⇒来年もリスク選好の流れが続くとの見方強い。
   ∴ドルの先安観が強まる。
   ⇒FRBは利上げには動かないとの見方。
   ∴実質金利のマイナス幅が拡大するとの見方もドルを圧迫。
   ⇒景気刺激策による財政問題もドル安要因。
   ・ドル高が強まるケース…過熱感のみであろうとの声も。
    ・日銀が緩和拡大を加速させる可能性も小さい。
■ユーロドル:ロンドンフィキシングにかけて売りが強まる。
 →1.22ドル台前半に下落。
 *特段の売り材料は見当たらず。
 *年末の薄商いの中で実需売りが下押し。
 →現水準であれば買いの好機との声も。
  >2020年のユーロドル
   ・春以降…昨年の下げトレンドに大きな変化。
    →ユーロドルは上昇トレンドに転換→年末までその勢いは継続
    ⇒年末にかけて年初来高値に上昇。
   ☆ユーロ高ではなくドル安に伴うユーロドルの上げ。
   ・パンデミックでFRBが大胆な金融緩和策を実施。
    →為替市場の基調はドル安に転換。
   ・ドルの流通量や財政赤字を考慮…金利が無ければドルを買う理由なし。
  >2021年のユーロドル…1.2550ドル近辺までの上昇も期待。
□ポンドドル:堅調な展開→1.3675ドル近辺に上昇。
 ★英国では感染拡大が収束を見せず景気への不安感も強い。
 ▽英EU離脱を前にポンドは底堅い動き。
 >短期金融市場
  ・来年のどこかの時点で英中銀はマイナス金利を採用すると予想。

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