加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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「思考回路:つぶやき」210109

●「なんか変?」と感じませんか?
●各国の金融緩和政策により溢れた資金が株式の「バブル」を作っていると
したら…市場は景気やCovid19感染は全く意識していないことになる。
●「投資家」でも「投機家」でもない…「人」としておかしい(笑)
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>2021年01月09日海外市場動向


【米国政権移行】
 <トランプ大統領>
  ・20日のバイデン氏の大統領就任式には出席しない。
 <ペロシ米下院議長>
  ・トランプ大統領が政権を去らなければ、こちらで手続き進める
  ・ペンス副大統領からの回答を待っている。
  ・錯乱している大統領に核のボタンを持たせてはならない。
 <政権移行チームの報道官>
  ・オバマ前米大統領がバイデン次期大統領の就任式に出席する。
 <米下院民主党>:ロイター通信
  ・11日に大統領弾劾条項を提出する計画。
 <バイデン次期大統領>
  ・600ドルの直接給付では不十分。
  ・自身が提案する経済対策パッケージは大規模になる。
  ・景気刺激策は数兆ドル規模に。
  ・亡くなった議事堂職員に深い同情。
   ・シークレット・サービスに全幅の信頼。
   ・トランプ大統領が就任式に来ないことは良い事。
   ・トランプ大統領の大統領令を取り消す。
   ・ペンス副大統領とは対話していない。
【米国:金融政策】
 <クラリダFRB副議長>
  ・12月の米雇用統計の結果は残念。
   ・レジャーやホスピタリティに失業が集中。
   ・ウイルス感染により今後数カ月は困難な状況。
  ・資産購入のデュレーションは回復の速度次第。
  ・資産購入ペース縮小の時期はずっと先。
   ・ペース縮小までは、かなりの時間がかかる公算。
   ・年内は現行ペースでの購入の維持を見込む
  ・ベース効果(前年の状況)により2%超のインフレが
  見られる可能性。


【Covid19】
 <英当局>:発表
  ・新型ウイルス感染での死者数
   ・1,325人増加=パンデミック以来で最悪。
  ・1日の新規感染者数=6万8,053人
  ・入院患者=3万1,624人


【石油関連】
 <米リグ稼働数>:米大手石油ガス開発のベーカー・ヒューズ
  ・原油&天然ガスを合わせた掘削装置(リグ)稼動数
   >前週比 +9基(総数=360基)


【NY外為市場概況】
〇ドル・円:103円60銭へ下落後104円07銭まで上昇し引け。
 ★米12月雇用統計
  ・非農業部門雇用者数…予想外に4月来のマイナス
 →一時利回り低下に伴いドル売りが強まる。
 ☆<クラリダFRB副議長>
  ・経済に楽観的見通し示す。
  ・資産購入ペースの現状維持…追加緩和を示唆せず。
 →債券利回りが再び上昇に転じドル買いが再燃。
●ユーロ・ドル:1.2285ドルへ上昇後1.2193ドルへ下落して引け。
●ユーロ・円:127円37銭へ上昇後126円82銭へ反落。
●ポンド・ドル:1.3636ドルへ上昇後1.3543ドルへ反落。
〇ドル・スイス:0.8822フランへ下落後0.8877フランへ上昇。


[経済指標:米国]
>雇用統計(12月)
 ●非農業部門雇用者数
  ▲14万人<予想:+5万人(11月:+33.6万人↑+24.5万人)
 *失業率:6.7%<予想:6.8%(11月:6.7%)
 *12月平均時給:前年比 +5.1%>予想:4.5%(11月:4.4%)


【NY株式市場概況】:NY株式8日(NY時間16:29)
☆ダウ平均:31097.97(+56.84 +0.18%)
☆S&P500:3824.68(+20.89 +0.55%)
☆ナスダック:13201.98(+134.50 +1.03%)
☆CME日経平均先物:28335(大証終比:+195 +0.69%)


〇ダウ平均は4日続伸。
 ★12月の米雇用統計
  ・非農業部門雇用者数(NFP)=▲14万人…予想外の減少
   ・レジャーやホスピタリティの雇用が減少。
  →感染拡大が雇用回復に影響し始めたことが示唆。
 ⇔
 ▽意外に市場の反応は底堅い印象。
 ∵(1)NFP…前回分が大幅に上方修正。
 ∵(2)米雇用統計が弱かった分…バイデン政権の財政刺激策の規模が
    大きくなるのではとの期待。
 ∵(3)9,000億ドルの追加経済対策やワクチン接種。
 ∵(4)FRBの大規模緩和策。
 →引き続き株式市場のモメンタムを支えている現状。


 <バイデン次期大統領>
 「600ドルの直接給付では不十分。」
 「自身が提案する経済対策は大規模になる。」


 ☆前例のない金融および財政刺激策からの活気
  →資産バブルに繋がっている。
  ∴短期的な調整が入りやすいとの声も。


 >来週
  ・大手銀決算を皮切りに20/4Qの決算発表がスタート。
   ・いまの市場の動きを裏付ける決算となるか
   ・それとも調整のベルを鳴らしてしまうのか
  →注目(強気な見方をしている向きも多い)。

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