加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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「思考回路:つぶやき」20210113

●「上げたい」想いは依然として強い。
●誰も経験したことのない「現実」も重い。
●ふたつの「おもい」の中でマーケットは震えている。
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>2021年01月12日の海外市場動向
【米国大統領弾劾】
 <トランプ大統領>
  ・暴力は望まない。決して望んでいない。
  ・弾劾計画は激しい怒りをもたらしている。
  ・大手IT企業はとんでもない過ちを犯した。
  ・支持者に言ったことは完全に適切だった。
【米国景気】
 <米労働省>:発表
  <11月の米求人件数>
   ・発表:652.7万件>予想:645万件(前回分:663.2万件↓)


【米国金融政策】
 <ボスティック・アトランタ連銀総裁>
  ・インフレがどの程度強く反発するかを監視している。
  ・経済における多様性の欠如が規律を傷つけている。
  ・ベーシックインカムの議論は継続する必要。
  ・ベーシックインカムは常識外れな議論ではない。
  ・米国は全国民に行き渡る経済を必要としている。
 <メスター・クリーブランド連銀総裁>
  ・見通しに変化がなければ2021年に政策変更の必要はない。
  ・見通しの不透感や下振れリスクは軽減。
  ・景気は前半は減速するが、後半は加速を見込む。
 <ブラード・セントルイス連銀総裁>:WSJインタビュー
  ・昨年の米GDPは▲2.5%のマイナス成長を見込む。
  ・今年見通しは非常に力強くトレンドを上回る。
  ・インフレは幾分高く推移するとみている。
  ・資産購入ペース縮小を判断するのは時期尚早。
  ・今年の景気の基本シナリオは良好。
 <ジョージ・カンザスシティー連銀総裁>
  ・インフレが2%超を示唆もFRBは対応しないと思う。
  ・中銀のインフレ抑制はかなり可能。
 <ローゼングレン・ボストン連銀総裁>
  ・ワクチン接種率の低さは短期的に経済に影響。
  ・多くがワクチン接種すれば下期の消費は急回復の可能性。
  ・年内を通じてゼロ付近の金利水準は適切。
  ・この先2年間、雇用は大幅に改善する可能性。
  ・経済が力強くなるまで債券購入は継続。
  ・この先2年間はインフレは2%に安定しない可能性。
【NY株式市場概況】:NY株式12日(NY時間16:26)引値
〇ダウ平均:31068.69(+60.00 +0.19%)
〇S&P500:3801.19(+1.58 +0.04%)
〇ナスダック:13072.43(+36.00 +0.28%)
〇CME日経平均先物:28200(大証終比:+10 +0.04%)


◎ダウ平均は反発(終盤になってプラス圏に浮上)。
 >前半
  ・今週末の大手銀を皮切りに決算発表幕開け。
  →それを前にしたポジション調整→マイナス圏に下落する場面も。
 >後半
  ・下値では押し目買いも断続的に出る中で後半になってプラスに。


 <民主党>
  ●トランプ大統領の弾劾に向けた動きを活発化。
   ・追加経済対策の実施に遅れが出るのではとの懸念。
  >市場
   ・遅れたとしても数カ月単位の話ではない。
   ・数日か数週間程度の話で問題はないとの指摘も。
 <10~12月期決算>
  ・予想:S&P500企業で前年比▲9.8%の減益。
   >2021年…前年の反動もあり急回復を予想
    ・1~3月期=+16.4%の増益見込む。
    ・10~12月期の大幅減はすでに織り込み済み。
    ・1~3月期以降の急回復の期待を裏付けるヒントが出てくるかが
    今回の決算のポイントとなりそう。
【NY外為市場概況】
●ドル・円:104円33銭へ上昇後103円84銭まで反落して引け。
 ☆予想を上回った11月JOLT求人件数
  →債券利回りの上昇に伴うドル買いが強まる。
 ↓
 ★好調な10年債入札…債券利回り低下→ドル売り優勢に。
〇ユーロ・ドル:1.2137ドルへ下落後1.2196ドルへ上昇して引け。
 ★独:メルケル首相…厳格なロックダウン長期化の可能性を警告。
  →ユーロ売りが強まる。
 ↓
 ☆利回り低下を受けたドル売りが優勢に。
●ユーロ・円:126円58銭へ弱含んだ後126円77銭へ強含む。
 ★トランプ大統領が弾劾リスクに直面する政局不安を受けたリスク回避
 の円買いに戻りの鈍い展開。
〇ポンド・ドル:1.3580ドルから1.3652ドルまで上昇。
 ☆<英中銀:ベイリー総裁>
   ・マイナス金利導入には多くの問題があると慎重な見解示す。
 →英中銀がマイナス金利を導入するとの思惑後退。
 ⇒ポンドの買戻しに拍車。
●ドル・スイス:0.8908フランへ強含んだ後0.8870フランへ反落。

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