【思考回路】つぶやき:20220507
●「買っても買っても上がらない…」
●「売っても売っても下がらない…」
同じ気持ちだということを気づく今…
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>2022年05月06日の海外市場動向
【NY外為市場概況】
◎ドル・円
・130円15銭まで弱含んだ後130円70銭へ上昇。
※米4月雇用統計
▼失業率>予想
▼賃金…鈍化
→ドル買いが一時後退。
▽非農業部門雇用者数>予想
・1年間40万人超の伸び。
→労働市場のひっ迫の新たな証拠?
▽10年国債利回り…2018年来の高水準。
⇒ドル買い再燃。
○ユーロ・ドル
・1.0596ドルまで上昇後1.0543ドルへ反落。
☆ECB…年内にマイナス金利終了の思惑。
→ユーロ買いが優勢に。
●ユーロ・円
・138円16銭まで上昇後137円62銭まで反落。
○ポンド・ドル
・1.2375ドルへ上昇後1.2300ドルまで反落。
☆<英中銀:ビルチーフエコノミスト>
・露産燃料禁輸なら英国のインフレ悪化。
→ポンド買い優勢に。
●ドル・スイス
・0.9888へ上昇後0.9827フランまで反落。
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[経済指標:米国]
※4月雇用統計
●失業率:3.6%>予想:3.5%(3月:3.6%)
◎4月非農業部門雇用者数:+42.8万人
>予想:+38.0万人
3月:+42.8万人↓+43.1万人
○4月平均時給:前年比+5.5%
=予想:+5.5%(3月:+5.6%)
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【NY株式市場概況】6日(NY時間16:26)
●ダウ平均:32899.37
(▲98.60 ▲0.30%)
●S&P500:4123.34
(▲23.53 ▲0.57%)
●ナスダック:12144.66
(▲173.03 ▲1.40%)
●CME日経平均先物:26860
(大証終比:▲250 -0.93%)
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●ダウ平均は続落。
▼ほぼマイナス圏での激しく上下動。
・一時▲500ドル超⇔前日付近まで浮上。
★4月:米雇用統計
・労働市場のひっ迫と賃金高止まり示す。
・非農業部門雇用者数(NFP)
+42.8万人>予想
・失業率…3.6%
・平均時給:前月比+0.3%
・労働参加率…低下
→インフレ圧力の根源示唆。
<パウエルFRB議長>:FOMC後の会見
・持続不可能なペースでの賃金上昇に懸念。
<市場>
・市場は労働市場の過熱感に着目しているが
本日の数字はインフレ圧力の緩和期待を示唆
するものは何もない。
・労働参加率は僅かに低下、平均時給の伸び
は予想より若干鈍化したものの、…賃金圧力
に関する懸念を静めるに役に立っていない。
→FRBのタカ派姿勢を解するものは何もない。
★米国債利回りも上昇。
⇒米株式市場…強い警戒感継続。
▼幅広い銘柄に売り。
<米大手金融>
・株式の安値と債券利回りは依然として
ピークに達していない。
・FOMC前の1週間に全ての資産クラス
から資金が流出→米国債などの安全資産へ。
・投資家のポジショニングはパニックという
よりも「麻痺」という状態。
・市場はインフレと成長鈍化を織込むことに
苦労している。
・現状は…
・景気後退シナリオを急激に織込み。
・今年上期の経済指標が予想以上に強い。
・長期に渡る大幅なインフレと利上げを
市場が想定して不安上昇。