●ごく当たり前の理屈でごく当たり前に下げている。
●「頭イカレた」上げとは違うが…
●どちらも相場だ。
●今は「好材料」待ちだろう。
●そこで急反騰なら、また売られる。
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
＞2022年05月09日の海外市場動向
【NY外為市場概況】
●ドル・円
　・131円00銭から130円12銭まで下落。
　　★FRBの急速な引き締めで米景気後退懸念。
　　★高インフレ制御できずスタグフレーション
　　　懸念。
　　→安全資産として投資資金が米国債へ。
　　⇒債券利回り低下ドル買い後退。
　　★株安
　　⇒リスク回避の円買い優勢。
◎ユーロ・ドル
　・1.0520ドルまで下落後1.0593ドルへ反発。
　　＜露：プーチン大統領＞
　　　・9日の対独戦勝記念式典の軍事パレード。
　　　・警戒されていたような正式な宣戦布告なし。
　　　→戦況の一段の深刻化＆欧州経済成長停滞
　　　　との懸念後退。
　　⇒ユーロの買戻し強まる。
●ユーロ・円
　・138円20銭から137円07銭まで下落。
●ポンド・ドル
　・1.2406まで上昇後1.2300ドルまで反落。
◎ドル・スイス
　・0.9894から0.9966フランまで上昇。
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
[経済指標：米国]
○3月卸売在庫改定値
　前月比＋2.3％＝予想・速報値
●3月卸売売上高
　前月比＋1.7％＜予想：+1.8％
　２月：＋1.5％↓+1.7％
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
【NY株式市場概況】9日（NY時間15:51）
＞引け前
●ダウ平均：32136.57
（▲762.80　▲2.32%）
●ナスダック：11578.74
（▲565.92　▲4.66%）
●CME日経平均先物：26045
（大証終比：▲345　▲1.33%）
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
●ダウ平均…本日安値圏での推移。
　▼ほぼ全面安の展開。
　●株式市場圧迫要因
　　★FRBの積極利上げ観測→米国債利回り急上昇。
　　　・米10年債利回り…3.20％まで上昇
　　　　・2018年11月以来の高水準。
　　★中国景気減速懸念。

　　※先週の米雇用統計
　　　・力強い米経済を示唆。
　　　　→インフレの早期沈静化なしとの懸念に
　　　∴FRBの積極利上げ
　　　　・企業収益圧迫→景気後退シナリオ警戒。
　　　　　⇔FRB幹部は否定。
　　　　＜パウエルFRB議長＞
　　　　　・0.75％の利上げに消極的な姿勢示す。
　　　　　⇔市場はその可能性を捨てきれない模様。
　　　　　「金利が上がれば上がるほど景気後退や
　　　　　スタグフレーションを恐れるように。」
　　　　　「恐怖があまりに大きくなり業績の如何
　　　　　に関わらず全てのものが売られる。」

　　※企業決算発表…終盤
　　　・S＆P500企業中434社が発表済。
　　　　・うち約80％が予想を上回る利益計上。
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋