【思考回路】一点痛打:20230630
●「株価は景気を先取りする。」
●投資の鉄則だ。
●行き過ぎれば「咎め」が起きる…
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【セミナーのお知らせ】
◆会場:UMECO(小田原市民交流センター)
小田原市栄町1-1-27
◆「開催日:2023年07月15日(土)
<投資の窓口>
・13時30分~15時
・投資のための基礎知識。
・1980年代から現在まで…約40年間の
市場動向から「なにが市場を動かしたか?」
を学びます。
・それは講師加藤がマーケットに関わった
歴史でもあります。
・「加藤の遺言」の始まりです。
※受講料:1,000円
<前向き!!投信ゼミナール!!>
@小田原29
・15時15分~16時45分
・直近の市場動向と投信動向について
独特の俯瞰的視点から解説します。
※受講料:1,000円
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>2023年06月29日の海外市場動向
【米国経済指標】
◎23/1QGDP確定値
・前期比年率:+2.0%>予想:+1.4%
・改定値:+1.3%
◎同:個人消費確定値
・前期比年率:+4.2%>予想:+3.8%
・改定値:+3.8%
〇同:GDP価格指数確定値
・前期比年率:+4.1%<予想:+4.2%
・改定値:+4.2%
◎先週分新規失業保険申請件数
発表:23.9万件<予想:26.5万件
前回:26.5 万件↑26.4万件
◎失業保険継続受給者数
発表:174.2万人<予想:176.5万人
前回:176.1万人↑175.9万人
●5月中古住宅販売成約指数
前月比:▲2.7%<予想:▲0.5%
4月:▲0.4%↓0.0%
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【NY外為市場概況】
◎ドル・円
・144円15銭から144円90銭まで上昇。
☆米23/1QGDP・消費確定値…上方修正。
→景気の強さ示す。
☆週次新規失業保険申請件数…減少。
→労働市場の強さを示す新たな証拠に。
⇒FRBの追加利上げを織込むドル買い優勢。
▼ユーロ・ドル
・1.0941ドルへ上昇後1.0860ドルへ反落。
☆独6月消費者物価指数(CPI)速報値
・予想以上の伸び。
→ECBの追加利上げを織込むユーロ買い。
★良好な米経済指標を受けたドル買い。
●ユーロ・円
・157円84銭から157円30銭まで下落。
▼ポンド・ドル
・1.2667へ上昇後1.2591ドルまで反落。
◎ドル・スイス
・0.8946から0.9002フランまで上昇。
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【NY株式市場概況】29日(NY時間15:50)
>引け前
◎ダウ平均:34084.52
(+231.86 +0.68%)
●ナスダック:13575.26
(▲16.49 ▲0.12%)
◎CME日経平均先物:33205
(大証終比:+25 +0.08%)
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◎ダウ平均…反発。
☆FRBの利上げ継続姿勢を無視
→堅調な企業業績に注目。
※半導体メモリー:マイクロン<MU>
・予想を上回る第4四半期売上高見通し
・メモリー業界の底打ちにも言及。
※大手銀行株の上げが株価サポート。
・FRB…ストレステスト結果公表。
・米大手銀はすべて合格。
→3月の米地銀の破綻で落ち込んだ金融
セクターへの信頼感高まる。
→株主還元への道が開けたことも好感。
※FRB動向
<パウエルFRB議長>
・年内に少なくとも2回の利上げが
必要。
→想定通りorそれ以上のタカ派色。
・FRBは7月に追加利上げを実施?
・市場も約85%の確率で見ている。
・9月以降の追加利上げに関しては
市場も確証を持てない状況。
「われわれは綱引きを見ている。」
「市場はFRBの発言を受入れず…
パウエル議長の発言でさえ株式市場
のセンチメントを大きく揺さぶるに
は至っていない。」
「特にIT・ハイテク株やAI関連企業
の業績見通しが劇的に悪化しない
限り市場の楽観姿勢が消えるのを
見るのは難しいだろう。」
※米経済
●リセッション(景気後退)に向かうと
いうのが市場のコンセンサス。
〇現在では…景気後退は懸念されていた
よりも深刻なものにはならない?
「FRB・経済指標・AIの話…全てがうまく
行かないと更なる上値追いは難しい。」
「SP500は既にほぼ完璧な着地点を想定
した値付けになっており…何か問題が
あれば下落につながる可能性がある。」
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