【思考回路】一点痛打:20230728
●さすがに一服。
●冷静に企業決算をみる時だろう。
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>2023年07月27日の海外市場動向
【経済指標:米国】
◎第2Q(4~6月期)速報値:前期比年率
・GDP:+2.4%>予想:+1.8%
1~3月期:+2.0%
・個人消費:+1.6%>予想:+1.3%
1~3月期:+4.2%
・価格指数:+2.2%<予想:+3.0%
1~3月期:+4.1%
◎先週分新規失業保険申請件数:22.1万件
<予想:23.5万件(前回:22.8万件)
◎失業保険継続受給者数:169万人
<予想:175.0万人
前回:174.9万人↓175.4万人
◎6月耐久財受注速報値:前月比+4.7%
>予想:+1.2%(5月:+1.8%)
◎6月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値
前月比:+0.6%>予想:+0.1%
5月:+0.7%
●6月製造業出荷・資本財(非国防)速報値
前月比:±0%<予想:+0.1%
5月:+0.3%
●6月卸売在庫速報値:前月比:▲0.3%
<予想:▲0.1%(5月:0.0%)
〇6月前渡商品貿易収支:▲878億ドル
>予想:▲920億ドル
5月:▲919億ドル
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【金融政策:ユーロ】:ECB
・主要政策金利:4.25%
・預金ファシリティ金利
(中銀預金金利:下限):3.75%
・限界貸出金利(上限):4.50%
※各▲0.25%【引上げ】
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【NY外為市場概況】
●ドル・円
・141円32銭へ上昇後139円21銭へ反落。
☆米第2QGDP速報値>予想
→今年あと1回の利上げ観測強まる。
⇒金利上昇に伴うドル買い加速。
★日経電子版
「日銀は28日開催の金融政策決定会合で
イールドカーブコントロール(YCC)
の修正案を議論。」
「長期金利上限0.5%超も容認する案が
浮上。」
⇒円の買戻しに拍車。
●ユーロ・ドル
・1.1134ドルから1.0969ドルへ下落。
※ECB:定例理事会…0.25%利上げ。
★ラガルド総裁
・短期の景気見通しの悪化指摘。
・今後の利上げに関してはオープン。
・「利上げ停止を検討しない」とした
前回のタカ派姿勢を繰り返さず。
→利上げ停止観測強まる。
⇒ユーロ売り加速。
●ユーロ・円
・156円11銭から152円87銭へ下落。
●ポンド・ドル
・1.2960から1.2794ドルまで下落。
●ドル・スイス
・0.8569から0.8698フランへ上昇。
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【NY株式市場概況】27日(NY時間15:47)
>引け前
●ダウ平均:35232.06
(▲288.06 ▲0.81%)
●ナスダック:14015.14
(▲112.14 ▲0.79%)
●CME日経平均先物:32565
(大証終比:▲355 ▲1.09%)
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●ダウ平均は反落・上げ一服。
※特段の悪材料見当たらず。
★昨日までの13連騰で高値警戒感。
☆金利のピークアウトの可能性↑
・FRB:政策金利=5.25~5.50%
・0.25%【引上げ】
・22年ぶりの高水準。
→次回9月以降はデータ次第の姿勢。
→選択肢をオープンに。
※短期金融市場
・9月利上げの確率を20%程度へ低下。
☆第2四半期GDP速報値>予想
<パウエルFRB議長>
「FRBはリセッション(景気後退)の
可能性を想定していない。」
→ソフトランディングへの期待↑
※GDPデフレータ<予想。
☆企業決算
「投資家の関心はマクロ要因から株式の
ファンダメンタルズに戻りつつある。」
「これまでのところ企業のCEOは市場の
期待を裏切ってはいない。」
「ネガティブ・サプライズ発生の企業も
あるが基本的にはマクロ環境が困難で
あったにもかかわらず決算は底堅い。」
「S&P500企業の決算は予想を上回る
最終利益を計上する企業は多い。」
●要注意
「事前予想が9%の減益だったのに対し
これまでのところ10%の減益。」
「予想を上回った企業でさえ決算日には
指数をアンダーパフォームしている。」
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