加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

・「よくわからないまま」投信を利用してる方!!

・銀行での投信窓販解禁以来、16年!!
・お客様向けセミナー講師回数3500回超!!
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・お客様目線から「やさしく」「大事なとこだけ」
 解説します!!

【思考回路】つぶやき:20210512

●久しぶりにNY株が下げた。
●セミナーの参加者や【思考回路】の読者には「ああ、そう」
って感じだろう。
●非常に振れ幅の大きい不安定な水準にいることは変わらない。
●明日には大幅反発する可能性もある。
●その日その日の材料を市場参加者がどう見るか?
●最近は「真っ当な」動きが出ないのが悩みだ…(笑)
●28,500ドルまでまだ6,000ドルもある…
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>2021年05月11日の海外市場動向
【NY株式市場概況】(NY時間16:23)引値
●ダウ平均:34269.16(▲473.66 ▲1.36%)
●S&P500:4152.10(▲36.33 ▲0.87%)
●ナスダック:13389.43(▲12.43 ▲0.09%)
●CME日経平均先物:28620(大証終比:▲70 ▲0.24%)
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●ダウ平均…大幅続落(一時▲600ドル)。
 ★IT・ハイテク株の下げが先導…全体を押し下げる。
 ★バリュー株へも売りが広がる。


 >市場…インフレへの警戒感上昇。
  ★長期金利が再び上昇…IT・ハイテク株など高バリュエーションの
  銘柄に修正の動き強まる。
  ∵10年後の期待収益に基づいて高成長銘柄を評価している場合…
   →将来の収益はインフレ率上昇で価値が低くなる。
  ★米雇用統計…米労働市場の回復の鈍さを示す。
  ∴FRBの緩和政策長期化→インフレの上昇も警戒。
  ★コモディティ価格の上昇や強い米経済指標
  ∴FRB…突如インフレ抑制に姿勢を転換する危険性も警戒。


  ※目先の手掛かり材料…米経済指標。
   ・明日の米消費者物価指数(CPI)や小売売上高の数字を
   確認したい雰囲気も強い。


【NY外為市場概況】
●ドル円…戻り売りが優勢。
 ★米株安…円相場は円高の動き。
  ・108.40円近辺まで下落する場面も。みられた。
 ☆米国債利回り上昇…下値も支えられている。
 →米株の下げの割には崩れる動きまでは見られず。
 ▼上値の重い展開…再び107円台を試すか警戒される動き。
〇ユーロドル…1.21ドル台半ばに伸び悩み。
 ☆雇用統計を受けてFRBの早期出口戦略への期待後退。
 ☆EUのワクチン展開加速…ユーロ圏経済の回復期待高まる。
  ・5月:独ZEW景況感指数…約21年ぶりの高水準。
  ・独…ここ数週間にワクチン展開のペースが加速。
    ・人口の約3分の1が少なくとも1回目の接種完了。
    →厳しい制限措置もいずれ解除されるとの期待高まる。

【思考回路】つぶやき:20210511

●年金受給のお手伝い、本格化。頑張らねば!!
●帰りに「すき屋」で「鰻丼」をいただく。
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●NYダウ35,000ドル突破。
●これで7,000ドル落ちても20%の下げ。
●売り込む整合性が出てきた…ということか?
●28,500ドルには窓が空いている。
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>2021年05月10日の海外市場動向
【NY株式市場概況】(NY時間15:51)引け前
〇ダウ平均:34804.47(+26.71 +0.08%)
●ナスダック13436.61(▲315.63 ▲2.30%)
●CME日経平均先物:29345(大証終比:▲225 ▲0.77%)
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〇ダウ平均…伸び悩む展開に。
 ・連日の最高値更新…一時300ドル超上昇する場面も。
●Nasdaq…大幅安。
 ・ITおよびハイテク株への戻り売り強まる。
 ・一部で広告市場への不安を示すレポートも。


>市場
 ★先週末に発表の4月の米雇用統計がショッキングな内容。
  ∴FRBの早期出口戦略への期待後退。
  →景気回復のペースを確認のために今週の米小売売上高や
   消費者物価指数(CPI)の発表待ち。
 ☆企業決算…ピークアウト(S&P500企業中439社が発表済)
  ・約87%が予想を上回る利益を発表。
  ・約50%以上が予想を上回る…2010年以来の高水準。
  ⇔市場はすでに織込み済。


【NY外為市場概況】
*ドル・円:108円65銭から108円87銭まで上昇して引け。
 ★4月雇用統計(先週末)の冴えない結果
  ・FRB…長期にわたり大規模緩和を維持するとの見方。
  →長期金利の低下に伴うドル売り優勢に。
 ☆<ダラス連銀:カプラン総裁>:インタビュー
  「経済が著しく進展したら緩和縮小協議を早めに開始することが
   健全。」
 ☆今週予定されている国債入札を織り込む債券売り優勢。
 ⇒長期金利上昇…ドル売り後退。
*ユーロ・ドル:1.2178ドルへ上昇後1.2143ドルへ下落して引け。
*ユーロ・円:132円36銭から132円09銭まで下落。
〇ポンド・ドル:1.4087ドルから1.4158ドルまで上昇。
 ☆<ジョンソン英首相>
   ・17日からロックダウン解消の第3段階入りする。
  →景気回復期待がポンド買いにつながる。
 ☆スコットランド選挙結果
   ・英国からの独立をめぐる住民投票の早期実施懸念が退。
  →安心感からポンド買いが優勢に。
〇ドル・スイス:0.8986フランへ下落後0.9008フランへ上昇。


[経済指標]・特になし

【思考回路】つぶやき:20210510

●土曜は横浜で、日曜は新宿でFP受験講座の講師。
●相変わらずの人手の多さには驚く。
●二日ともなぜか終わった後にカレーを松屋フーズチェーンで
食してしまう。疲れた頭には「糖分」なのだが…(笑)
●日曜…母の日…家内に「酔鯨 大吟醸」を買う(笑)
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●「とにかく上げる。」それがNY株式市場参加者の総意か…
●為替はまともな動き。
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>2021年05月07日の海外市場動向
【雇用統計:米国】
 <バーキン・リッチモンド連銀総裁>
  ・米雇用統計は期待とかけ離れていた。
  ・人口比率に対する雇用の実質的な進歩を依然待っている。
  ・女性の労働参加後押しには安価な育児ケアの問題を解決する必要。
  ・貯蓄増で仕事への復帰に選択の余地ができている可能性。
  ・FRBはインフレの責務で進歩を遂げると感じている。
 <イエレン米財務長官>
  ・半導体不足と材木価格が4月の雇用に影響。
  ・米雇用統計は回復への長い道のり浮き彫りにした
  ・来年に完全雇用を達成すると確信。
  ・インフレサイクルの顕在化は非常に疑わしい。
  ・債務の法定上限が夏に到達するシナリオも考えられる。
  ・債務上限の適用停止は夏に期限切れる可能性。
 <バイデン大統領>
  ●予想を大きく下回った4月の米雇用統計について…
  「景気支援の必要性を示している。」
   ・失業保険給付の拡大が米国人の求職への意欲を妨げている
   という考えには否定的見解を示す。
  「まだまだ先が長いことは明らか。」
  「われわれは2,200万人の雇用を犠牲にした経済崩壊をまだ
   掘り下げている。」
  「3月に署名した1.9兆ドルの追加経済対策からまだ資金が
   分配されているが…きょうの指標は、われわれの行動がいかに
   重要であるかについての自身の見解を表している。」


【Covid19ワクチン関連】
 <フォンデアライエン欧州委員長>
  ・特許破棄は短期的に供給を増加させることはない。
  ・EUは2億回分輸出した。
  ・米国にはEUと同水準の輸出を要請。


【石油関連】
 <米リグ稼働数>:米大手石油ガス開発のベーカー・ヒューズ
  ・天然ガスを合わせた掘削装置(リグ)稼動数
  >前週比 +8基(総数=448基)


 ◎NY原油先物6 月限(WTI)(終値)
  ・1バレル=64.90(+0.19 +0.29%)
  〇小反発。
   ★新型コロナウィルスの感染拡大懸念に上値は重い。
   ★米雇用統計…予想外に低調→下振れする場面も。
   ☆ドル安が進展。
   ☆ダウ平均株価が過去最高値更新。
  ⇒安値から切り返し小幅高水準で引け。


【NY株式市場概況】NY株式7日(NY時間16:20)引値
〇ダウ平均:34777.76(+229.23 +0.66%)
〇S&P500:4232.60(+30.98 +0.74%)
〇ナスダック:13752.24(+119.40 +0.88%)
〇CME日経平均先物:29425(大証終比:+35 +0.12%)
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◎ダウ平均…最高値更新続く。
 ★4月の米雇用統計…ショッキングな内容→市場には動揺が走る。
  ・非農業部門雇用者数(NFP)=+26.6万人
   <予想コンセンサス=+100万人
  ∴寄り付きは売りが先行。
 ⇔直ぐに切り返し次第に買いが広がる展開へ。
 ∵市場のコンセンサス
  「他のデータも鑑みればパンデミックからの景気回復トレンドの
   鈍化を示す内容ではない。」
  「少なくとも利上げはおろか、資産購入ペース縮小など、市場が
   描いていたFRBの早期出口戦略着手への期待は大きく後退。」
 →FRBサポートが予想以上に長くなるとの期待。
 →為替市場でドル安進行(企業業績にとっては追い風)。


【NY外為市場概況】
●ドル・円:109円29銭へ上昇後108円34銭まで反落し引け。
 ★米国の4月雇用統計
  ・非農業部門雇用者数の伸びが3月から予想外に鈍化。
   ・予想を大幅に下回る。
  ・失業率…低下予想に反し上昇するネガティブサプライズ。
 →米国債相場上昇…長期金利の大幅低下⇒ドル売り加速。
 ☆雇用統計…季節調整の影響を多く受けたとの見方。
 ☆イエレン財務長官
  ・雇用統計…3カ月平均で見れば引き続き強い結果。
  ・債務上限の適用停止が夏に期限が切れる可能性警告。
 →長期金利が上昇に転じドルは下げ止まる。
〇ユーロ・ドル:1.2060ドルから1.2165ドルへ上昇して引け。
〇ユーロ・円:131円58銭へ弱含んだ後132円16銭まで上昇。
〇ポンド・ドル:1.3892ドルから1.4000ドルまで上昇。
 ☆英国
  ・3分の2の成人が第1回目のワクチン接種。
  ・17日から海外への渡航が解禁されるとの報道。
 →景気回復期待がポンド買いに繋がる。
*ドル・スイス:0.9094フランへ上昇後0.9008フランへ反落。
  
[経済指標:米国]
<雇用統計>
 ●4月失業率:6.1%>予想:5.8%(3月:6.0%)
 ●4月非農業部門雇用者数:+26.6万人<予想:+100万人
  ・3月:+77万人↓+91.6万人
 ◎4月平均時給
  >前年比+0.3%>予想:▲0.4%(3月:+4.2%)