加藤肇の「前向き!!投信ゼミナール!!」

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 解説します!!

【思考回路】つぶやき:20210331

●今日で3月も終わり。
●年度末…という言葉が懐かしい。
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●米国がCovid19から抜け出して行く…がテーマ-か…
●IMFのコメントも背中を押すだろう…
●為替はそれを先取りしている。
●株式は「一服」…買い上げ材料を暖めた。
●いずれにしても「高値に踊らず」スタンスで…
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>2021年03月30日の海外市場動向
【IMF】世界経済の見通しを上方修正へ
 <IMF:ゲオルギエバ専務理事>
  ◎最近の米財政刺激策とワクチン接種拡大により…
   ・今年と2022年の世界経済の見通しを上方修正する用意がある。
   ・1月予測…今年の世界経済は5.5%拡大。
    >それ以降
     ・米議会…1.9兆ドルの追加経済対策通過。
     ・米バイデン政権…国民へのワクチン接種目標引き上げ。
   ⇒今年と来年の世界経済の見通しを上方修正できる。
  ※最新の世界経済の見通しは来週更新されるだろう。


【スエズ運河】:船舶が徐々に往来再開
 ◎座礁し航路をふさいでいた大型船「エバーギブン」が移動に成功。
  >30日…足止めされていた船舶が徐々に往来を再開。
 ●船主や輸出入業者ら
  ・港湾の係留場所やコンテナの確保に奔走。
  ・輸送遅延やコスト上昇の可能性を指摘。
   ・船会社…多くの船をアフリカ南端などを通る代替ルートへ。
    ∴到着の遅れとコストの増加が予想。
 ●港湾当局
  ・通常の航行量に加え迂回した船やスエズ運河で日程が遅れた船が
  一度に押し寄せる事態に備えている。


【NY株式市場概況】NY株式30日(NY時間16:21)引値
●ダウ平均:33066.96(▲104.41 ▲0.31%)
●S&P500:3958.55(▲12.54 ▲0.32%)
●ナスダック:13045.40(▲14.25 ▲0.11%)
●CME日経平均先物:29385(大証終比:▲95 ▲0.32%)
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●ダウ平均は反落。
 >市場
 ■ヘッジファンドのアルケゴス・キャピタルの問題
  ・金融業界への不安は強まっている。
  ⇔市場全体への影響は限定的との見方が有力に。
 □大規模な追加経済対策への期待。
 □予想以上のワクチン接種展開。
  <バイデン大統領>
   ・4月19日までに米国の成人の90%にワクチン接種の資格発生。
   ・利用できる薬局の数も2倍以上に拡大する。
 ■米国…一部の州で感染が再び拡大の気配。
 ■欧州…感染第3波が広がりを見せ始めている。



【NY外為市場概況】:米ドル買われる。
〇ドル・円:110円43銭へ上昇後110円20銭へ弱含んで引け。
 ☆<米バイデン政権>
   ・1.9兆ドルの追加経済対策に続き3兆ドル規模のインフラ計画の
   詳細に関する発表控える。
 →景気回復期待強まる→米国債相場続落(利回り上昇)
 ☆米3月消費者信頼感指数…1年ぶり高水準。
 →景気回復期待が一段と強まり長期金利上昇
 ⇒ドル買いに拍車。
●ユーロ・ドル:1.1743ドルから1.1712ドルまで下落して引け。
 ★独…アストラゼネカ製ワクチンの使用制限を発表。
 →景気回復への懸念がくすぶりる⇒ユーロ売りが引き続き優勢。
●ユーロ・円:129円52銭から129円13銭まで下落。
●ポンド・ドル:1.3755ドルから1.3706ドルまで下落。
〇ドル・スイス:0.9411フランから0.9439フランまで上昇。


[経済指標:米国]
*1月FHFA住宅価格指数
 >前月比 +1.0%<予想:+1.2%(12月:+1.2%↑+1.1%)
*1月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数
 >前年比 +11.10%<予想:+11.20%
 (12月:+10.17%↓+10.10%)
◎3月消費者信頼感指数:109.7>予想:96.9(2月:90.4↓91.3)
[経済指標:独]
*3月消費者物価指数速報値
 >前年比 +1.7%=予想:+1.7%(2月:+1.3%)

【思考回路】つぶやき:20210330

●日曜日…息子結婚式。
●心配した雨も息子の名前に負けたか(笑)なんとか上がった。
 雨上がる 慶び拡がる 春の午後
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●なにがなんでも上げる。この確信犯はなにを狙っているのか?
●個人的には正直「怖い」。
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>2021年03月29日海外市場動向
【NY株式市場概況】NY株式29日(NY時間15:27)引け前
〇ダウ平均:33234.30(+161.42 +0.49%)
●ナスダック:13077.63(▲61.10 ▲0.47%)
〇CME日経平均先物 29385(大証終比:+305 +1.04%)
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★<ヘッジファンド:アルケゴス・キャピタル>
 ●マージンコール(証拠金使用率高水準到達)発生。
  →米大手証券から200億ドル規模の保有株売却を迫られる。
  →前代未聞の大量ブロック取引(証券会社を通じて同一銘柄を
   一度に大量に相対取引で売却または購入する取引)を実施。
  ■アルケゴスとの取引に伴いクレディ・スイスや野村証券の
  巨額損失も伝わ⇒米金融業界へも不安強まる。
 ⇒レバレッジ取引に関して金融業界がリスクを完全にコントロール
 できない可能性があることを示す。
 ⇔
 >市場…今回はかなり特殊ケース。規制強化につながる可能性はある。
  ◎株式市場全体への影響は小さいとの指摘も。
  ⇒典型的「ノー天気」相場と理解しておこう。


 ※ダウ平均
  ・下げて始まったものの直ぐに下げ渋る展開に。
  →後半には上げに転じる。
  >市場
  ☆ワクチン接種の進展による米経済の回復期待に支えられる。
   <バイデン大統領>
    ・4月19日までの向こう3週間以内に米国の成人の90%に
    ワクチン接種の資格が発生。
    →利用できる薬局の数も2倍以上に拡大。


【NY外為市場概況】
〇ドル・円:109円60銭から109円82銭まで上昇して引け。
 ☆米3月ダラス連銀製造業活動指数
  ・予想外に2月から上昇…2018年8月来で最高。
 ☆バイデン政権
  ・4月19日までに全成人の90%にワクチン接種対象を拡大。
 →経済活動の再開が一段と加速
 →景気回復期待強まり長期金利上昇
 ⇒ドル買い強まる。
●ユーロ・ドル:1.1792ドルから1.1761ドルまで下落して引け。
 ★域内の新型コロナウイルス感染第3波への懸念のユーロ売り。
●ユーロ・円:129円34銭から129円10銭へ反落。
●ポンド・ドル:1.3847ドルから1.3765ドルまで下落。
●ドル・スイス:0.9404フランから0.9375フランまで下落し。


[経済指標:米国]
◎3月ダラス連銀製造業活動指数:28.9>予想:16.8(2月:17.2)

【思考回路】つぶやき:20210327

>2021年03月26日の海外市場動向
●明日は「雨」模様。
●縁起的には「振込」といっていい方に解釈する。


●昨日の東京といい、NYといい、まさに「いい方」に
 解釈だ(笑)…「咎め」を覚悟しながら上値を追う動き。


【金融政策:米国】
 <ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁>
  ・インフレが制御不能になるとは考えていない。
  ・長期金利の上昇は経済に対する楽観的な見方を反映。
  ・低すぎる金利水準を長引かせすぎる幾分のリスクある。
  ・金融市場の不均衡のリスクを常に留意している。
  ・賃金に価格スパイラルのサインがあるとはみていない。
 (ブルームバーグTVとのインタビュー)


【金融規制:欧州】
 <英国とEU>
  ・金融規制に関する討議へ新しいフォーラム設置の覚書で同意。


【NY株式市場概況】:NY株式26日(NY時間16:23)引値
 〇ダウ平均:33072.88(+453.40 +1.39%)
 〇S&P500:3974.54(+65.02 +1.66%)
 〇ナスダック:13138.73(+161.05 +1.24%)
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 ☆<バイデン米大統領>:25日の記者会見
  ・新型コロナワクチンについて就任100日後の4月末までに
   2億回の接種を目指す。
  ※すでに従来目標の1億回を達成したため倍増。
 ☆ミシガン大学3月の消費者態度指数(確報値)
  ・速報値から上方修正→1年ぶりの高水準。
  ・追加経済対策による現金給付と想定よりも順調なワクチン普及
  →景況感改善。
 ☆FRB:25日
  ・新型コロナのまん延で大手銀行に課していた株主還元制限。
   →6月末で解除すると発表。
  <SIAウェルス・マネジメント:コリン・チェシンスキ>
   ・新型コロナ禍からの回復で「経済の正常化」が進んでいること
   を示唆し投資家心理を上向けた。


【NY外為市場概況】
 〇ドル・円:109円85銭へ上昇後109円62銭へ反落して引け。
  ☆米3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
   ・速報値から予想以上に上方修正…1年ぶり高水準。
  ☆バイデン大統領…ワクチン接種目標を引き上げ。
  →強い景気回復期待拡大→長期金利上昇⇒ドル買い優勢に。
  ★欧州通貨買い強まりドル買い後退。
 〇ユーロ・ドル:1.1772ドルから1.1805ドルまで上昇して引け。
  ☆独:3月IFO企業景況感指数の上昇を受けたユーロ買い。
   ・Ifo景況感指数(3月)18:00
    結果 96.6>予想 93.2(前回 92.4)
  ☆英国&EUの金融規制を巡る合意を好感したユーロ買い。
 〇ユーロ・円:129円20銭から129円46銭まで上昇。  
 〇ポンド・ドル:1.3750ドルへ下落後1.3812ドルまで上昇。
  ☆EU離脱後の金融規制を巡りEUと合意。
  →ポンド買い強まる。
 *ドル・スイス:0.94178フランへ上昇後0.9389フランへ下落。


 [経済指標:米国]
 *2月コアPCE価格指数
  >前年比 +1.4%<予想:+1.5%(1月:+1.5%)
 ●2月個人所得
  >前月比 ▲7.1%>予想:▲7.2%(1月:+10.1%↑+10.0%)
 ●2月個人消費支出
  >前月比 ▲1.0%<予想:▲0.8%(1月:+3.4%↑+2.4%)
 ◎3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値